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1月, 2015の投稿を表示しています

Evernoteで各疾患ごとのまとめを作る。

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もう少し、早めからやっておけば良かったなと思いつつ、、 飯塚病院さんの症例 とか、 Radiographica , Radiopaedia などの症例をまとめてみたりしています。 Evernoteはタグをつけることが出来ます。胸部とか腹部とかCTとかMRIとか。つまり、そのふせんを取り出せば、MRIの画像がある疾患だけ取り出したりも出来る訳です。 また、全ての疾患について頭の中で覚えていられる訳ではないので、覚えなくても、必要な時に読み出せるのは案外便利かも知れません。だんだんはまりそうな気がします。。 スマホやタブレットにも連携しているので、PCで書いたことを、あとでスマホで見ることも出来ます。邪魔じゃないところで、見直してみたり。 見ると、まだ10個しかないのがばれてしまいますが、、!昔のノートをさなげて今更思い出したりしています、、

これから技師の学校を目指す人と今年の勉強が上手く行かなかった人へ

聞くと、放射線科は関東だと特に私大が多いので、(阪大、名古屋、東北、京都などは別)、1月のセンター試験を受けず、私大の対策をしているという人もいるようです。 学校によっては、専願でないと受け取らないというところもあるようですが、あまり気にされないで、受けてみてはいかがでしょうか?そういう私大を受験する志があり、かつ大学受験を戦う能力があれば、他の学校も欲しいと思うでしょう。そして、入学した学校で一生懸命頑張ればいいと思います。 自分から知りたい、勉強したいと思えば、学会をはじめ、色々な出会いの場があるので、学校に入ってから積極的にいろんな人に聞いてみるといいと思います。 また、学校に入ってから、大学でも専門学校でも非常に難しい問題が定期試験に出題されます。高校で進学校に通ってた子でも、大学や社会人でかなり蓄積があっても難しい問題があります。それでも、それなりにパターンがありますが。。 なかなか一夜漬けの暗記でカバー出来ない人、授業で何を言ってるのかさっぱりな人もいると思います。出来る人は日頃から半端無く勉強しているんだろうな、と思います。落第する人も残念ながらいます。 ただ、この時期はちょうど試験が落ち着き、結果がどちらに向いても自分でコントロール出来ることは限られているので、ゆっくり温泉でもつかってのんびりして、その後のことを考えるのがいいと思います。 中退は、出来る限り避けたいところだと思います。放射線治療をやりたいという気持ちで、放射線科医や診療放射線技師を目指している人もいますが、もともとなりたかったというより、たまたま進むことになった、資格の為という人が多い感覚があります。他にやりたいこともいっぱいあるでしょう。。 でも、そこで培った電気、放射線物理、生物、情報etcの知識は、無駄にはならないので、もし出来るなら転科することも考慮に入れてみてください。どこまで出来るのか分かりませんし、相談になると思いますが。放射線科の勉強は、非常に多岐に渡り、難しいことは確かです。 あとは、学内でメンターを見つけるとかかなあ。頼み込んで。。一番頭のいい人を味方につけて、つきっきりで教えてもらう。その代わり、何らかの形でお礼をするとか。 会えない学生さんは、こちらにちょくちょく、いろんな分野のまとめを書いていきますので、聞きたいことがあれ

CTDI,DLPの測定事例

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 CT 断層撮影は、 X 線管と検出器を回転させながら患者に X 線を照射することで、得られた一次元データから、二次元、三次元の画像再構成を行い、患者の体内の情報を調べる手法である。現在では、 X 線管と検出器が一体となってガントリが回転する第三世代が主流となっている。  通常の一般撮影と比べて感度がよく、わずかな X 線減弱もモニタ上で可視化することが出来る。ただし、高管電圧のもと、長い時は秒単位で撮影する為、一般撮影よりも遥かに大線量を患者に浴びせることになる。  体内の細部に至る情報まで調べることが出来、 CT 画像をもとに外科手術の計画などを立てる重要な情報源にもなるが、一方で被曝線量が大きいため、確率的影響を考慮に入れなければならない。   2004 年に英国 Lancet 誌に掲載された「 Risk of Cancer from Diagnostic X-rays: estimates for the UK and 14 other countries 」という論文では、日本では被曝によるがんの誘発率が非常に高いことが指摘され、その要因として CT の被曝が考えられ、線量低減に対する意識が高まった。  一方で、被曝を恐れて、 mAs 値 ( 時間 × 管電流 ) を一定以上に設定しなければ、十分な情報を得られず、結果として不要な被曝をもたらしてしまう。  被爆線量と画像情報はトレードオフの関係にあることを考慮した上で的確な撮影技法を取得しなければならない。 ということで、よくCTの被曝線量の計算は行われているらしい。  被爆線量の測定には、ファントムを用いて CTDI という単位をもとにして行う。以下にその概略を示す。 (JIS Z4752-3-5 を参照 ) ① CT 線量指数 100( 以下CTDI 100 と述べる。単位 :Gy) CTDI 100 では、前後 5cm 、計 10cm の範囲で照射された被曝線量を調べた値であり、以下のように計算される。 D(z): スライス面に対して垂直な線に沿った線量プロファイル N:X 線源の 1 回転において生成されたスライスの数 T: 公称スライス厚 ② 重み付けCTDI ( 以下CTDI w CTDI

人に伝わるプレゼンテーションについて書かれたページや本

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JSRTの春の大会が4月にあるらしく、技師さんは忙しくなるそうです。 この前、いくつかプレゼンテーションの記事を見たので紹介します。 伝わるデザイン:研究発表のユニバーサルデザイン …文字のフォント合わせから基礎的な面から、分かり易いデザインについて 紹介しています。特に、プロジェクターだと実は文字が見えにくかったとか、 PCで作業していると分からない盲点があるので、これは有り難いと思います。 絶対におさえたい!!スライド作成5つのコツ(ゼミログ) …これは、さっきのページよりもう少し簡潔にまとまっていて、しかも 参考に出来るサンプルパワポまでついています。これをもとに作ってみて 細かい点は、「伝わるデザイン」の方を参考にされるとよいかも。 医療者・研究者を動かすインセンティブ・プレゼンテーション これは、研究発表以外にも(というかむしろ研究以外の発表で)使える本ですね。 杉本先生の講演は、一般の方向けに発表している時しか見たことがないのですが、 研究スライドもかなり分かり易いです。 ということで、私も技師になったら、多分この記事を見返すと思うので、是非皆さんもご覧下さい〜

2月の病院実習に向けて

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1月末に病院挨拶に伺い、2月2日から実習が始まります。色々ブログでも偉そうなこと書いてるけど、何にも出来ないと思う。。先行きが凄い不安です。。 学校の実習では一枚の白衣のみを使い回ししていたので、学校の近くでKCスタイルという 半袖ズボンの白衣を2着購入。2枚ローテで使っていきます。 また、事前挨拶ということで、月末に病院へ数人+先生で挨拶に伺います。先生は、元々人脈を持っている方が多いです。院内のおおまかな様子を紹介してもらえると思います。 その前に3つのレポートを仕上げないと。。(CT、撮影技術、超音波)→終りました。 聞きながら出来るものとしては、 Radiotunes っていうアプリがオススメ。多種多様の音楽がエンドレスに流れている。 また、病院実習前に読影の基礎的なことを知っておきたい。。 読影は要は身体の組織の変性が、X線の減弱や核スピンという形で目に見える形で どう現れるか、砂の痕跡のようなものを辿っているのです。変わらなければ変わらないし、変わればそこが異常です。異常は組織の変性、出血、腫瘍などが主です。 それを論理立てて、各組織や器官についてまとめていく必要があるなと感じます。 イシューごとにまとめていきたいと思います。 ただ、色々やることがあって、あんまり復習出来ていない。。 というか、ざっくり頭の中にあるからと思って、やる気にならない。。 →これから、こもってまとめに入ろうと思う。 やっていても、痛い目に遭いそうだなあ。 病院の方からは、ちょっと大変かも知れませんとのお言葉が、、出来れば基礎のモダリティについて勉強しておいて欲しいとのこと。。 恐らく、撮像方法のおおまかなところ。授業で一回でも出た名前については自分なりの 説明が出来ることが重要なんだと思います。 あとは、病院では、日誌を毎日書きます。こんなことを勉強したということを毎日書きます。それぞれの現場で起こっていることは違うと思うので、色々聞いてみたいと思います。

デジタルヘルスについての記事を書いた。

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デジタルヘルスについての記事を書きました。 日本でも遂にデジタルヘルスがやってくるか?① http://medxit.tumblr.com/post/109002207399 日本でも遂にデジタルヘルスがやってくるか?② http://medxit.tumblr.com/post/109101367079/2 GHSについては、この前送られてきたJSRTの学会雑誌の一番後ろの方にも紹介がされていたので、良かったら読んでみて下さい。 要は、これまで増えてきた ヘルスケア の事業について、国をあげて仕組みを作ろうとしているようだし、みんな健康については凄い興味があるから、応援したいっす的なことを書いたのです。 今度2月7日に 医療×ITカンファレンス というイベントをやりますので、是非皆さん来て下さい。

頭部CTの診断方法(正常画像と並べてわかる新編頭部CT:M2PLUSより)

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基本HU(ハンスフィールドユニット)の違い、線減弱の相対値を見ている。 HU値の違いについて分かった上で以下のことを考えてみる。 高吸収病変 : ①生理的石灰化②急性期病変 低吸収病変 : それ以外 …血管支配領域: 脳梗塞   それ以外: 脳腫瘍、脳炎 造影効果: ①血液脳関門の破綻②血管の増生・拡張 ③頭蓋内の血液脳関門を欠く組織は造影効果を示す。下垂体・松果体・脳室脈絡叢、硬膜。 血液脳関門って変なワードだと思うけど、しょっぱなにやった細胞レベルの出血、破綻、変性について思いを馳せて欲しい。あれが脳で起こったら、その変化が線減弱のわずかな変化として現れてくる。 解剖をもとに読影を考えようという時は、ベースとしては解剖学でやったことから類推してきっとこうなるだろうというのを、基本的な解剖の知識をもとにしていいから推論するのが一番近道な気がする。国試レベルでは、印刷の関係とか分かり辛さもあってそんなにマニアックな症例は出にくいだろう。 あと、医療従事者向けの書籍の方が、時間のない医療者向けに時短で分かり易く伝えようとしているせいか、解説が凄い分かり易く書いてあったりする。 M2PLUS の書籍とか「病気がみえる」シリーズとか。「病気がみえる」シリーズ買いたいな。 M2PLUSさんの書籍は、 Co-med Cafe に来たら、いつでも読めるよ。

シェーマ達

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Intuos5というペンタブレットで描きました。トレーシングペーパー使って友達は描いていましたが、、もし使えたら勝手に持ってって下さい。たまに追加するかも。

シルエットサイン分からなかったらこの動画を見よう。

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これは神動画と言っても過言ではないと思う。 シルエットサインは異なる組織の境界線は非常によく見えるが、液体成分や固体成分が重なると、境界線が見え辛くなるというものだと認識しています。 本来、肺野は空気の層なのだから、水や線維組織が存在しなければ、空気の入った組織(=肺)と血のかよった組織(心臓や大血管)との差ははっきりつくはず。ところが、空気の中に水が入ると、シルエットが分からなくなる。 ・・・・・いや、コレだけ見ても、実際の画像見たらさっぱりかも知れないけど、読影の根拠として、やっぱり、空気以外の存在のあるかなしかで見え方が変化することを知らないといけないな。。 <参考リンク> 「[肺シリーズ5]肺野、縦隔と読影してきた!次は横隔膜だ!」(Radiographica) http://radiographica.com/nextlessonisdiaphragm/ 読影勉強①胸部撮影

Synthetic MRI MAGiCによってMRI検査の時間が2/3に短縮される?

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GE SIGNA Pioneer with MAGiC Reduces MRI Acquisition Time by Two-Thirds(Med Gadget) 先日も こちら で紹介したのですが、MAGiCというGEが開発したMRIの撮像方法によって、検査時間が2/3に短縮される?と考えられています。 T1、T2、PD、IR法が全て一回の5分撮像で分かってしまうんだから、 凄いよね。

MRIに関する勉強会が二つあるけど、一つも行けないので紹介だけしておこう

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①拡散強調画像(DWI)を、脳疾患だけでなく、体幹部にも使うBODY DWIとかDWIBSといった撮像方法があるのだけど、それに関する勉強会が2月14日にあるのですが、卓球関係の用事が2件続いているので厳しいです。 皆さん是非。 全身DWI検査の「具体的なパラメータ」「実際に撮像す るときの工夫や注意点」「読影ってどうやるの?」「臨床 医はどんな情報を欲しく思っているの?」について特集し ます! また、ADCとcDWIに関する最新情報もお伝 えしま〜す! ②Image Jを使ったMRI画像の編集ワークショップがあるようなのですが、大阪なので、交通費で二の足を踏んでいます。関西の方は是非。

腰椎:前屈位撮影・後屈位撮影

腰椎には生理的湾曲があり、焦点間距離が一定でない。従って、これを調整する為に前屈みになるか後ろに身体をそらすかして、湾曲を補正しないといけない。 ポジショニングする時、患者さんの腰回りを持って調整すると思う。 前屈位撮影 体位:立位・座位または側臥位で両下肢を下垂。可能な範囲で胸腰部を前方へ屈曲 側方から見た時、胸部側と骨盤部側がねじれていない(回旋していないことを確認) 両サイドどちらかに回旋していると、きちんとした腰椎像が確認されない。 後屈位撮影 体位:立位・座位または側臥位で両腕をくみ、上半身を背面に可能な範囲で傾ける。視線も上方を向く。 立位の場合は、膝を進展、側方から見た時、胸部側と骨盤部側がねじれていないことを確認する。=真側面かどうかを確認する。 (身体がねじれていないかどうかはCTやMRIの時も確認する。軸がずれていると、CTやMRIの撮像中心がずれてしまうから。見慣れている画像は全て体軸が正中線上にある状態で撮影している) 確認点:L1〜L5にかけての椎体前面に沿ったラインとL1~L5にかけての椎体後面に沿ったラインが滑らか。

撮影部位:腰椎斜位撮影

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2017/6/4追記 腰椎斜位撮影は、腰椎の関節部位と椎間孔を観察して、脊髄神経の圧迫、腰椎の破綻などがないかを観察します。 体位:背臥位、非検側を撮影台から離し、前額面を40°傾ける ↑スポンジか何かを腰から臀部にかけて入れて、体位が安定するようにします。もし難しかったら、重りを使ってもいいと思います。 中心線:肋骨弓下縁(L3)のレベル、挙上した非検側縁から正中までの長さ1/3内側の点に垂直入射。 ↑これ分かり辛いので、左右方向は、自分はへそと腸骨梁を触ってその中点に合わせています。L3への合わせ方は、肋骨弓下縁、腸骨稜上縁から2~3横指、どちらでも良いと思いますが、触り方によって、その時の感覚でずれてしまうので、一定のやり方をいつも決めた方がいいです。 要点:椎間関節面は正中面に対して35°~45°の角度で後外方へ開角。 通常両斜位を撮影する。ウラ返すと表裏一体にならないといけない。 ↑ 表裏一体になるのが理想だけど、そんなにうまく撮影出来る場合ばかりじゃないよと学生時代の自分に言いたくなります。。 DOGLINE:子犬様サイン(スコッチテリアサイン)が観察される。首:関節突起間部、横突起+上下関節突起(上下の椎骨のジョイント)、椎弓、棘突起…この部の関節症性変化が分かる。 30°斜位:椎弓部が長く関節裂隙が狭い…椎弓骨折を見る 40°斜位:椎弓部が短く関節裂隙が広い…椎間関節を見る ↑どれくらいの角度で撮影するかは、頭側から見て角度が合っているかどうか見てはいますが、角度計を使うことは余り無いです。 椎間孔、椎間関節が見えていて、仙腸関節まで入っていれば、問題ないかなと思ってしまいます。 撮影の目的まで調べたいときは、電子カルテを見たらもしかしたら手がかりが書いてあるかも知れませんが、普段何人も患者さんが来るのに、そこまで見ていられないです。 書籍によって、角度や中心点の書き方はまちまちなのですが、自分が分かり易いなと思ってやっているのは、 ①左右方向:へそと腸骨稜の出っ張っているところを指で触って、両点を結んだ中点に合わせる。 ②前後方向:腸骨稜触って、2~3横指(これは腰椎の正面、側面の撮影でも同様) というやり方です。 <参考リンク&g

体表指標

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青本にある体表指標(これは、外人のデータなのだろうか?) 下顎角:第3頸椎:C3 喉頭隆起:第4頸椎:C4 隆椎(第7頸椎棘突起):第1胸椎:T1 頸切痕:第2〜3胸椎:T2~T3 胸骨角:第4〜5胸椎:T4〜T5 剣状突起:第9〜10胸椎:T9~10 肋骨弓下縁:第3腰椎:L3 腸骨稜上縁:第4〜5腰椎:L4〜5 上前腸骨棘:仙骨2〜3:S2〜3 恥骨結合上縁:尾骨:Co ※尾骨は薄っぺらいので見えにくい。ダイナミックレンジ圧縮をしても見えない時もある。 そういえば、歯突起陥入症(胸鎖乳突筋の弛緩で起こる)とか、開口位とか思い出した。頸椎はX線管を側方向にして、水平から10°角度をつけて撮影するのだったと思う。確か。 腸骨稜は横にせりだしている骨で、上前腸骨棘は前にでっぱっている骨。恥骨結合は普通に触るとただの変態なのでw、実習でファントムを使って確認した方がよいと思います。

DICOMデータを使った線量管理

DICOMを用いて線量管理を行う取り組みが、JSRTの雑誌に掲載されていて、これは技師の仕事になるかも知れないと思ったので。 病院の情報を院内LANで管理しているシステムがHIS(Hospital Information System)である。 様々な病院の業務に関する情報(EMR:Electric Medical Record)がこのHISの中に管理されています。 また、HISの中でも放射線科で用いられるシステムがRISである。RISには、主にPACS(Picture Archiving and Communication System)がある。医用画像を保管管理し、ネットワークを介して病院内で配信表示するシステムであり、その標準的なフォーマットとして、DICOM規格が用いられている。 医用画像のフォーマット同様、その他の医療情報も一つの標準規格を作ろうということで考えられているのが、ICD10や、IHEなどの規格である。ベースはHL7というアメリカ発の規格で、文字情報の標準規約をここで決めている。「HIS RIS PACS モダリティ間予約、会計、照射録連携指針」というのがあり、32桁を使って画像検査のコードを表示している。 ところで、DICOMには、ヘッダがあり、こちらに撮像モダリティや撮像条件などを記入することが出来る。「装置の仕事の予定管理」を示すMWMと「装置の実施済み手続き段階」を示すMPPSという仕様がある。 これを有効活用すると、例えば、線量管理を行えるのではないか?という発表が学会雑誌にあった。授業でも扱っていたDICOMでタイムリーだったので、それっぽくまとめてみる。 医療被曝は、患者さんの診断や治療に有用だから、認められているのだから、使う放射線が適切に用いられているかは、一定の基準を設けないといけない。 被爆線量の低減は、学会でもよく取り上げられている。2004年にLancetが日本のCT利用とがん罹患率の関係性を示唆した論文を出したこともあり、CTによる撮影の線量測定は現場でもやられているみたい。(DLP(Gy・cm)の計測とか) X線を用いた診療行為の最適化の為に考えられている基準がDRL(diagnostic reference level)であり、国レベルで考えたものを自分達の施設に落とし込んで

生化学のはじめ

放射線技師は基本的にはあまり生化学に関わる機会はないのだけれど、薬学部だと、薬の薬理は基本、生化学が関わるので知らないといけない。 技師の場合だと、造影剤についてモノマーかダイマーか、イオン系か非イオン系かで生理活性があるかどうか変わってくる。体内でイオン化すれば、身体の他の物質と反応する可能性がある。 また、体内の細胞にはレセプターがあり、どの物質がどの細胞に作用するかを治験などで調べながら、薬が作られていく。基礎となるタンパク質の種類があって、それを利用した薬理が色々あるらしいのだけど、詳しくはよく分からない。でも基本らしい。 生化学には、物質生化学、代謝生化学、調節生化学という分野がある。 物質生化学:多くの生体物質の構造、性質、及び機能を調べる。 代謝生化学:生体物質が細胞レベルでどのように合成・分解されているか。 調節生化学:生命現象がどのように調節されているか。 これらの基礎となる物質は 水 である。 物質交換、代謝、排泄のもとになるものである。ある人は1日3リットルの水を飲むことで 健康になったそうだけれど、そこまでしなくても、朝水を飲む習慣を身に付けるといい、という話を聞いたことがあるかも知れない。 水は弱い電解質として化学反応の作用をしている。 H 2 O⇄H + +OH- 25℃における上記の化学反応の平衡関係は以下の通り(要はほとんどが水分子の状態でいるっていうこと) Keq=[H+][OH-]/[H2O]=1.8×10^-16 水のいい組成は溶解力が高く(水分子のクラスターが少ない。)アルカリ性で、(体液の粘性が低下する)酸素と炭酸ガスなどのガスが適度に含まれていること。 他にも炭水化物、脂質などがある。 炭水化物 ①単糖:3~6個のCを含有 ②オリゴ糖:単糖が2~10個 ③多糖類:単糖が11個以上

JCS:救命救急処置

Japan Coma Style 1:覚醒している 2:刺激に応じて一時的に覚醒している 3:刺激しても覚醒しない 0:意識清明 1-1:見当識は保たれるが意識清明でない 1-2:見当識障害がある 1-3:自分の名前、生年月日が言えない 2-10:普通の呼びかけで開眼する 2-20:大声で呼びかけたり強くゆするなどで開眼する 2-30:痛み刺激を加えつつ呼びかけを続けるとかろうじて開眼する 3-100:痛みに対して払いのけるなどの動作をする 3-200:痛み刺激で手足を動かしたり、顔をしかめたりする 3-300:痛み刺激に対して全く反応しない 1レベルだと、「何だようるせえなあ」という感じなのだけど、2レベルの方が道に倒れている場合もあるそうな。

赤外光から心房細動を調べるアプリ

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赤外線を検出することが出来るスマホのカメラの特性を活かして、 心房細動を検出するアプリ をお茶の水内科の先生が作られました。 スマホは赤外線を検出出来ます。( 参考リンク ) この性能を利用して、患者さんの指にスマホのカメラをつけて、 SPO2(動脈血酸素飽和度) を調べることで、心臓の状態を調べることが出来るそうです。 こうした、プレホスピタルなデバイスが増えると、患者さん自身が自分で診断し、病気に対処出来ますね。 そういえば、最近可般型の装置でMRIが撮像出来たりするそうです。 <参考リンク> ハートリズム(ITunes) 心脳血管研究所 心房細動ドットコム 心房細動による脳梗塞を予防するサイト 循環器病情報サービス

LP-Tech連載①~②/画像解析界隈で面白いなと思ったもの

LP-TechでImage Jを使った画像解析についての記事を書いています。良かったら 読んでみて下さい! <連載記事> Part1:何故画像解析が必要なの? Part2:開発環境の設定とチュートリアル Part3~:画像解析入門 下敷きにしている資料は、 こちら と Pythonチュートリアル です。 ところで、画像解析の分野自体はレッドオーシャンらしいです。古くから取り組まれてきた分野ということかな。ある人は、画像解析、機会学習的なものをUIに転用する研究をしていたようです。 最近面白いな〜と思ったのは、 PSYCHO-PASSという映画のコンテンツと連動した画像解析 で、Kinectで反応した人を対象に色んなエフェクトがかかるらしいです。ABEJAさんすごいな。 最近数年だと、Kinectで心拍が分かるというのもあります。(参考リンク: Xbox Oneの新Kinectは大幅進化、表情や心拍も認識。6人同時に全身キャプチャ エンガジェット:2013年) 病院で物理的に診察出来ない人が出てきたら、プレホスピタル、予防系のデバイスが本格的に必要になってくると思います。