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2年後に退職する診療放射線技師というマンガを描いてます

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  久しぶりにブログを書きます。 #2年後に退職する診療放射線技師 というマンガを6月末まで描いています。 こちらから読めます コミチ https:// comici.jp/tamemoto/serie s/688c4820ce3d5/?myself=true&s=1 … note https:// note.com/tamerepo/m/mf8 9d974c505f … マンガハック https:// mangahack.com/comics/13401 2年しかやっていなかったわけですが、色々な経験をしました。ぜひ色んな人に見てほしいなと思います。色んな活躍の仕方が人それぞれにあります。

PETやSPECTやりたい場合は研究所チックなところがいいかも

  https://www.tmghig.jp/hospital/department/central/radiology/pet-ctge-discovery-mi/ 前職で既にPETが何台かあるのに、PETが追加されるという話を聞きました。 多分普通の病院より、研究的な要素が多いところなので、臨床研究の一環で導入されるのかも知れません。通常PETの検査は緊急性が低いので、そんなに数は無いはずなんです。 ということは、核医学を担当するポジションは、研究よりの方のほうが合うのかも知れません。まあ、限られているんですけど。

放射線防護について:イベント紹介と昔話

こんなイベントがJSRTで紹介されてました。 https://www.jsrt.or.jp/data/news/47901/  放射線防護や管理に関しての知識は,診療放射線技師としての基幹となるものです.また,医療被ばく相談の際にはコミュニケーションスキルも必要となります.そこで,2018年度より「放射線防護セミナー」を一歩進めた「医療放射線リスクコミュニケーションセミナー」を開催しており,今回が最終の開催となります.多くの皆様のご参加をお待ちしています.なお本セミナーは新型コロナウイルスの感染拡大のため,オンラインで開催します. これ学生会員ってどんな立て付けになるんだろう。4000円は高いな。自分で調べて勉強した方が知識としては身につくのかも知れないですが、ここでしか聞けない話もあるでしょう。 鉛の防護服についてるタグを見ると0.xxxmPbなどと書かれていたりします。 前の職場の防護服、結構可愛くてピンクの花柄のやつか、緑の花柄のやつがありました。 緑をいつも着てたのですが、ごくまれにピンクを着てました・・ 使い古すと、「しわ」が入って防護の性能が下がると言われますが、きちんとチェックはしてなかったかも。 あとは、若い女性の場合に、例えば腹巻きだけの防護服を巻いて撮影することなどがありました。若い女性の場合、男性が撮影に入るとハラスメントになりかねないので、撮影室の外に出ていることが多かったです。 放射線取扱主任者の講習受けに行った時に、防護に関するとんでもなく分厚い冊子をもらった覚えがあります。もう使わないかもと思い、ブックオフに持って行ったら、二束三文で売られてしまった・・・

クラスに編入学する人って実際どれくらいいたの?

 専門学校の中では、 クラスに数人いる という感じでした。阪大に行ったり、北陸の方に行ったり、いろいろなケースがありました。 大学を受験する場合は、最終学年の夏に試験があり、結果が9月くらいに確か出ていたような覚えがあります。大学に編入できれば、あと数年は学生期間があるので、もし国家試験をパスしなかったとしても、最悪大学にいる間に受験すればよいでしょう。 僕は大学卒業後2年ほど会社勤務をしていたので、また大学入ると30歳過ぎてしまうなと思い、ストレートに病院就職しました。 病院では専門卒出身だが、年齢に応じた給与体系になっていて、結果大卒の子とトントンくらいの感じでした。 専門学校の勉強では物足りない。もう少し色々知りたいなという人は、大学に進むと良いでしょう。

キャノンのサイトにラジエーションハウスの特集ページが!

 https://jp.medical.canon/general/radiationhouse2 漫画が原作のドラマでメーカーさんが特集サイト作りますってあんま聞いたことないぞ すごいことだ、エライコッチャ https://jp.medical.canon/general/radiationhouse2_set#poster なんかほんとっぽいポスターまで作っているし↑ガチじゃん・・ 360度でCT室の中を見られるサイトまであります。小物が全部その通り感 古くなったAquillionどこかから持ってきたのかなあ。そうじゃないとかかる費用がえぐそう https://www.medical.canon/jp/radiation/radiation_01.html ちなみに、ラジエーションハウスの11巻が発売されたそうです。 過去のラジエーションハウスのドラマは FOD で見られます。

真っ当な診療放射線技師になるためには何が必要か

まず大切なのは、 「その場その場の状況に臨機応変に対応する能力」 です。 例えば、飲食店のホールはあなたは得意ですか?僕はあんまり得意じゃありませんでした。 おそらくですが、飲食店のホールが得意な人、忙しくても混乱せず対応できる人は、診療放射線技師の現場にも向いているような気がします。 もし、あなたが勉強熱心でも、この能力が足りないと現場で輝くことは難しいと思います。 次に、 「回りの仕事仲間と協力する能力」 です。僕は、何でもかんでも1人でやろうとする癖があり、それが悪い方に出てしまうことが、現場では多かったです。 なので、病院の中で、「自分が今の状況でできることは何か」を客観的に見ようとするようになりました。そして、手が足りないところへサポートに回る癖をつけました。それでも、まだまだ足りないところは多かったですが、 技師以外の仕事でも、この視点は役に立ってきたと思います。 仕事に慣れてきたら 「何を根拠にこの検査を行っているのか」 という視点が必要です。そうでないと、仕事はテキパキこなせるけど、あんまり考えてないなと思われてしまいます。 だからこそ、普段から解剖の勉強だったり、検査に関する勉強だったりが必要になると思います。 僕は、一つ目の能力が足りなかったので、とにかく頭で勝負しなきゃと思っていたのですが、結局空回りして、上手くいきませんでした。でも、一生懸命考えてよりよい撮影をしようと考えていました。 でも、やっぱり緊急事態になると僕は人より余裕がなくパニックになってしまいます。血管外漏出とか、その場で患者さんが急変してしまった場合とか、いろいろケースはあるのですが、 「これ、同じ状況になったら、本気で無理だ」と思うことが僕は何回もありました。 向き不向きはあると思います。 もし、現場が厳しいなと思っても、このブログのように経験したことを発信したり、現場以外で活躍する、ということもできると思います。 無理だなと思ったら、諦めよう。でも、諦める前に精一杯頑張ってみよう!

ポータブルでよくやってしまった再撮影パターン

ポータブルは入職1年目には必ずやるといってもよい撮影検査だと思います。 学生さんも実習行くと、1〜2年目の人と一緒にポータブル回ることもあると思います。僕も実習生と一緒にポータブル回ることもありました。 いくつか、こんなケースがあったなというのを思い出しながら書いてみます。 ①枕のビーズがもろに写ってしまった 「あれ、なんだこれ」と思ってみると、つぶつぶがいっぱい目立つ時があり、見ると枕がおいてある場所でした。体の斜位を直すために枕を使ってしまうと、こういうトラップがあります。。 ②ボタンが肺野の中に写ってしまった 実は重ね着していて、下着にもボタンがついていたというパターンもあります。 ③姿勢維持が難しく、斜位になってしまう 背中が湾曲していたり、褥瘡があって背中に硬いものを入れるのが困難な方の場合、ポジショニングにかけられる時間が短いことが多いです。二人掛かりで撮影する場合もあります。 先輩技師がなかなか1人でポータブル撮れなくて、援助に入ったこともありました。 ④身体が大きく、撮影部位が欠けてしまう 100kgを超える大きな方だったり、痩せ型で背が高い方の場合、肺野が全体的に大きい傾向にあります。カセッテぎりぎりいっぱいで、SID(撮影距離)をやや長めに取るのが良いのですが、体の大きな方だと、看護師さんと一緒に協力して、カセッテを挿入します。特に手術後のポータブルは一回チャンスのことが多いです。。 そういう時に、あてが外れないようにする空間認識のコツを見つけておく必要があります。 ⑤患者名が間違っていることに気づく 一番やってはいけないことです。インシデントになります。実習先ではCRでしたが、CRのカセッテに検査票を挟めるクリップがついているので、撮影したものは検査票を裏向きに挟み込んで持ち歩いていました。 僕はCRでポータブル行ったら、どれがどれだか分かんなくなりそうで、怖いなと思っていたのですが、入職した現場はFPDだったので、CRで撮影するときの心配はなくなりました。 その代わり、FPDはパソコンとつないで患者データをリンクさせるので、その際に患者名をミスると悲惨なことになります。。 場所によっては、リストバンドのバーコードを読んで患者データを照合させるところもありますが、入院したばかりとか、すぐリストバンドを外してしまう患者さんだとちょっとめんどくさか