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銅製の避妊リングはMRI検査を避けた方が良さそう

 避妊リングってそういえば、どうしてダメなんだっけと思い、Googleで調べたら、Geminiが色々ソースを教えてくれました。 MRI SAFETY FORUM  というMRI検査の安全性について紹介しているサイトに、避妊リングについての質問回答がありました。 最近の避妊リングには、避妊効果を高めるために銅が使われていることが多いようです。銅は反磁性ですが、導電性が高い材質なのでRFパルスが照射されて人体に電流が流れたときに、 電流の集中が起こりやすく発熱の危険性があります 。特に一部が切れていると、その部分に著しい電流の集中が起こり高い発熱が生じる可能性があります。 以上のことから避妊リング(銅を使用した器具)を装着している被検者のMRI検査はお勧めできません。 特に銅製の避妊リングはCu-IUDというワードで検索するとさらに色々調べられました。 https://www.hininno-susume.jp/ja/home/contraception/iud  銅付加IUDは精子や卵子に作用して、高い避妊効果を発揮するそうです。上記サイトには構造も紹介されています。良かったらみてみて下さい。

【経堂】世田谷で受けられるMRIのイノベーティブスキャンは本当にすごい【高原太郎先生】

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  https://takacli.jp/ 高原先生というMRIの界隈で天才的な先生がいらっしゃいますが、最近開業されたそうです。 DWIBSという全身を撮像するMRIの検査については以前から話は伺っていましたが、 遂に開業して、ご自身のクリニックで専門の検査を受けられるような体制を作っていらっしゃいます。 ホリエモンチャンネルに動画があがっていて、どんな風に検査されているかが分かるのですが、2年しか働いていない自分が見ているからかも知れませんが、とりあえず全部すごすぎて意味が分からない笑 https://www.youtube.com/watch?v=6V1pEWvZei0

マグネット式入れ歯(フィジオマグネット)が保険収載:MRI検査に影響出そう

Twitterで見かけました  https://twitter.com/surfnet09/status/1435201625790898179?s=20 MRIに携わる皆様マグネット式入れ歯が保険収載されたそうです。3テスラだとMRA,DWIが撮像できない可能性が出てきました。問診票改変などの必要性もありそうです。RTお願い致します。 2年間病院にいるなかで、マグネット式入れ歯を見たことはなかったです。(インプラントは時々ある) 影響出るのかもしれない。 厚労省のサイト見たところ、フィジオマグネットというものらしいです。 図をみると、残っている歯根部にマグネットを装着させ、その上に入れ歯をがっちゃんこさせるタイプらしい。 https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000796056.pdf https://do.dental-plaza.com/search/item/detail/id/52270000/ 従来の磁性アタッチメントは、キーパーは磁石じゃないので、入れ歯を外してあれば、入れ歯の磁石の力に影響はないみたいですが、よく確認したほうがいいと思われます。 http://jsmad.jp/jjsmad/JMD21-1-p91-p110a.pdf

PET/MRIのほうがMRI検査単体よりも前立腺癌を特定できるという結果(RSNA:Radiology 8/31)

  https://pubs.rsna.org/doi/10.1148/radiol.2021204093 Diagnostic Performance of 68Ga Prostate-specific Membrane Antigen PET/MRI Compared with Multiparametric MRI for Detecting Clinically Significant Prostate Cancer (特定の前立腺癌を鑑別するさいに、マルチパラメトリックMRIと比較して、前立腺特異的膜抗原をターゲットとする68Gaを用いたPET+MRI検査の診断能がどうだったか) 感度と特異度を調べたところ、特異度に有意な差があり、感度はそれほど違いがなかったとのこと。PET+MRI検査を行うことで、偽陽性の方に生検することが減るのではないかという内容でした。 防衛医大の論文が割と前立腺癌の画像診断についてまとまっていました。 https://www.ndmc.ac.jp/wp-content/uploads/2020/08/44-2-63-70.pdf PETがもし使える+68Gaを使った検査をできるスタッフ体制がある場所なら、選択肢に入るのかもしれない。 参考リンク: https://www.auntminnie.com/index.aspx?sec=sup&sub=mol&pag=dis&ItemID=133397

CT,MRIだけでは認知症は診断出来ないのではないか?

認知症はCTやMRIでわかるのか? という記事を見かけたので、書いてみようと思います。 認知症の検査の為に、CT,MRIを撮ることがあります。高齢者専門の病院だと特にその傾向が強いです。ただ、画像検査だけで鑑別診断をすることは出来ないので、いくつか他の検査の結果等とあわせて判断します。 https://info.ninchisho.net/dem_diagnosis/d10 認知症のなかにもアルツハイマー、レビー小体型、脳血管性、前頭側頭型などあり、海馬の萎縮、大脳基底核の萎縮等、見るべき箇所は分かれていきます。経過観察で萎縮が進行していないかなどを調べます。 認知症の種類(認知症ねっと) また、認知症の進行を調べる為に 長谷川式(HDS-R) やMMSEという手法で点数化したりします。 HDS-Rの場合、30点中、24点とかならそれほど進行してないかな、13点とかだとあまり問診しててもお話が通じないかなといったおおまかな判断をします。 長谷川式の質問形式を同期でお互いにやってみましたが、若い人ならあまり意識しなくても当然出来る形式です。MMSEはやったことが無いので分かりませんが、、 進行している人は、MRIで最初のローカライザー(CTでいうスカウト)を撮っている時にも既に分かるくらいです。 VSRAD((Voxel-Based Specific Regional Analysis System For Alzheimer's Disease)というソフトウェアがあり、認知症の為の検査の場合は、1.5T MRIでシーケンスを走らせながら、ソフトウェア専用の端末に画像を送り、解析させサーバーに送ります。 このソフトを使う意義は、3次元で健常者とのずれを比較してスコア化できると言うことです。アルツハイマー型認知症で早期に萎縮すると言われる海馬傍回という箇所は、スライスを一枚ずつ見ていると分かり辛いです。2Dだと厳しい。 なので、ピクセルじゃなくてvoxelで見よう、ということなんです。簡単に言うと。。 それぞれの患者さんの違いに対してどう対応するのかに関しては、Optimized VBM,DARTELといった非線形変換とかのプログラムが進化していて、精度もだんだん高まっているということです。詳しい原理は、英文途中...

条件付きMRI対応ペースメーカーの検査について

ここ最近、 ペースメーカーの方でも条件付きでMRIで検査が出来る と思われているのか、ペースメーカーの患者さんが来院される頻度が増えているという話を聞きます。 そこで、聞くのが、医師、看護師をはじめ、医療スタッフにどこまでMRIの仕組みについて認知されているんだろうということです。ペースメーカーでも検査が出来るMRIの条件があると同時に、ペーシングをいじった上で行うというペースメーカー側の条件がついている、ということです。 最近では、3Tでも検査が出来る、フルボディで検査が出来る、磁場の強さに応じてMRIモードに自動設定、自動解除されるようなデバイスも販売が始まっているようです。 3T & 1.5T フルボディスキャン対応型 条件付き MRI 対応ペースメーカを発売(バイオトロニック社 2018/3/1) また、心臓に埋め込むタイプのペースメーカーもいくつか出てきています。(これは、レントゲン撮影の正面、側面でもペースメーカーが入っているか分かり辛く、結構ヤバいと思います) 日本メドトロニック,カプセル型で世界最小サイズのペースメーカ「Micra 経カテーテルペーシングシステム」を2017年9月より販売開始 〜リードを使わず心臓内に留置〜(Innervision 2017/9/4) なので、事前準備がきちんと適切に行われている必要があります。スタッフが事前研修を受けていることが必要ですが、各社が出しているため、各社統一の研修が行われています。 http://cieds-mri.com/jadia/public/top/select-login 検査条件も「 不整脈デバイス患者のMRI検査サイト 」(医療従事者向けのサイトです!)の施設基準のところにPDFで掲載されているのですが、 研修を修了した循環器医師が安全性を確認した上でオーダーし(他科の場合も同様)、リードとペースメーカーの両方に問題が無いことを確認。当日は、患者さんからペースメーカー手帳を持参して頂き、最終チェックをして問題が無いことを踏まえて行います。 また、検査の当日は、パルスオキシメーターまたは心電図モニターをつけて、心拍の変動に問題が無いことを検査窓、カメラの映像などから確認し、急変時は除細動器が使える状態にしておきます。 立ち会いに循環器医師(主治医...

ヒートテックは黒いものだけじゃなかった。

MRIの問診項目でヒートテックを着ていないかというものがあります。寒い時は上下両方着ている方もいるので、気をつけないといけないですが。 因みにヒートテック類に関しては以下のものが参考になると思います。(類似のものも含めて紹介されています) 機能性肌着とMRI検査(MRIfannet) ヒートテックはいくつかの化学繊維を特殊な割合で縫い合わせることで、汗を吸い熱をもつ性質を持っています。そのため、RF波を受ける部位にヒートテックがあると、より熱を持ち易くなるのです。 以前、実習中にお試しで頭のMRIを撮ってもらった時に、「やばいヒートテック着てた」ということがあったのですが、RFがかかっている場所が頭が中心で、ヘッドコイルだったから、それほど問題なかったのかも知れません。 とはいえ、やっぱり何か発熱し、低温やけどをしたなどがあった場合に「ヒートテックを着ていたけど」ということになると、問題でしょうから、予め問診のタイミングでぬいでもらうのがベストだと思われます。 疑わしきは脱ぐが一番安全ですが、身体が思うように動けず、着替えが不便な方の場合は撮像部位を考えて、検討してもよいと思います。 因みに、最近のやつは、白や ネイビー(ヘザー) などがあるようです。普通のタイツだと思ったらヒートテックだった、ということも考えられます!実際タグを見てみたら「HEATTECH」って書いてあるじゃねえか。。。 MRCPとか肝臓の造影MRIとか心臓MRI、下肢MRIなど体幹部の検査をやる時は特に事前に見ておきましょう。。

MRI用語集:MRI大辞典

以前、MRIを頑張っている技師の方が自分でまとめたMRIの用語分類をソーシャルにあげていて、それをMRIfan.netのリニューアルの際に、サイトに掲載していました。 http://mrifan.net/category/dictionary もし、用語をネットで調べたい時は、まずこちらを活用してみてはいかがでしょうか?

MRIの問診項目について②

MRIの問診については、予め聞く項目を自分の頭の中で整理して、短時間で聞くことが出来るようにします。重篤なものから順番に聞いていきます。 ①過去に大きな手術をしたことがないか。心臓、頭、目、耳の手術、人工関節、その他身体を切るような手術。 心臓のペースメーカーの有無。過去のレントゲンで事前に確認することが出来ます。 頭の手術をかなり昔(20年以上前?)にやっている場合、安全かどうか確認出来なければ、検査を中止する時もあります。パーキンソン病などでペースメーカーのようなリードを入れていたりする時もあるようです。 また、人工関節を入れている方は、ほとんどそれで検査が中止になった覚えは無いですが、傾斜磁場が激しく変動する厳しいシーケンスで撮像すると痛みが走る事例があったと聞いたことがあります。(ソースは忘れてしまった) ②身につけている金属類。頭から順番にヘアピン、カツラ、補聴器、ネックレス、ピアス、時計、指輪、ブラジャー、コルセット、サポーター、ポケットに何も入れていないか。 ③身体にはったり、掘ったりしているものはないか。湿布、エレキバン、ホッカイロ、治療用のテープ(ニュープロパッチ、ニトロダーム等)はってないか。入れ墨、化粧、アートメイクなど。 ④入院患者:輸液ポンプ、パルスオキシメーター、心電図のパッチ、バルーンのフタ(マグネット式でないかどうか)など。外して良いかは看護師さんに確認した方が確実です。 一応、①〜④は何も見ずに自分が覚えているものを書き出してみました。。もちろんこの中に足りないもの沢山あると思います。今一度おさらいして、自分でも整理しておこうと思います。 MRIの問診は「まず疑ってかかる」べきだと思います。一度見ておけば、そういえばこんなものがあったな、というのを疑ってかかり、安全かどうかしっかり確認すると良いのかなと思います。あとは、施設ごとに決まり、ルールがあると思うので、、

MRIの問診項目について①

MRIは、検査に入る前の問診がとても重要です。他の検査と比べても正確な問診をすることで、安全な検査が出来るかどうかが決まります。 特に自分は救急外来や病棟の患者さんがストレッチャーなどできたときに慌ててしまうのですが、慌てず分からないことは回りの人に聞くのが大事かなと思います。 MRIの中で影響するのは、静磁場のトルク(引っ張られる力)、傾斜磁場(誘導電流、加熱)、RFパルス(加熱、神経刺激)の3つが主に挙げられます。それらに反応する可能性がある機械や金属類を外していきます。 もし、その金属類が分からなければ、MRI SAFETY FORUMは分かり易いです。 http://www.growlab.co.jp/qa/index.php あと、英語の文献ですが、 MRISafety.com にほぼ全て網羅されています。 また、まとめてみます。

CTとMRIのDICOMデータから3Dプリンタで出力してみた。

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この前、MRIのDICOMデータから、3Dプリンタで出力するというのをやってみました。3Dプリンタは学校のものを使いました。 実際のやり方に関しては、以下の記事をご覧下さいな。 MRIやCTなどのDICOM画像を3Dモデルに変換する方法

MRIの患者さんに関する影響について

実習で、患者さんに対するMRIの影響について調べるように言われました。 主に考えたのは、以下の通り。 金属…磁場による影響。磁性体が磁力の強い場所にとんでいく可能性がある。(ミサイル効果)ペースメーカーを使用しているヒトは中に入れない。 SAR…熱吸収比:周波数、RF磁場、電気、デューティー比などにより体に対する熱吸収が変わってくる。 渦電流…末梢神経に刺激が生じ、しびれが発生する。心臓や筋肉の収縮にも影響する。 閉所恐怖症…非常に狭い空間に入って数十分いなければならず、精神的にこたえる人もいる。 騒音…ローレンツ力による影響。コイルやフレームが歪む為に発生する。難聴になる可能性がある。 ループを形成すると、高周波電流ループが発生し、近接接触部にやけどが発生する可能性がある。 そこで、SARが何故、影響を体にもたらすのかについて調べるように言われました。 MRIは他のモダリティと比べて体への影響が少ない撮像手法ですが、それでも患者さんに悪影響を及ぼす可能性があります。それをきちんと知っていて欲しいという技師さんの心配りでした。 SARの機序と末梢神経刺激の機序について …RFパルスのような高周波は体内に吸収されると体温を上昇させる。発熱作用の可能性がある。RFパルスが導電体である人体に対して渦電流を発生させ、この時にジュール熱が発生し、体温上昇に起因する。 PNS:末梢神経刺激の発生。単位時間辺りの傾斜磁場の変動(dB/dt)によって電圧、電流が発生する。この電流により心細動、心筋、末梢神経筋に対して刺激が発生する。 ヒートテックのような化学素材は特に気をつけなければいけないようです。 あとは、ペースメーカー、術後の体内金属(チタンなら大丈夫)などが気をつけないといけないですね。

核反応断面積の大きいGd造影剤を用いてMRIガイド下の放射線治療技術が開発され中

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東大発、がんに集まる物質をMRIで狙って、がん細胞を破壊(Medley) GdってみんなMRIの画像診断に使う為の造影剤という印象しか無かったのだけど、 実はアイソトープ手帳を見ると核反応断面積がめちゃめちゃ大きいのです。 がん の放射線療法を応用した、中性子線捕捉療法という先端技術があります。がんに集まって働く物質を注射し、熱中性子線という無害な放射線を照射することで、体内の物質が反応し、がんを攻撃するというものです。東京大学などの研究チームが、中性子線捕捉療法に使える新しい物質を開発し、 MRI でがんの位置を狙って熱中性子線を照射することで、マウスのがんを治療する実験に成功しました。(出典: Medley ) Gdは常磁性体の1つで、プリモビストとかマグネビストといった造影剤の中に含まれているものです。 (出典: 八重洲クリニック ) EOB・プリモビストを用いた肝臓造影MRI検査について(八重洲クリニック) マグネビスト静注シリンジ(バイエルヘルスビレッジ:医療者専用サイト) よく、Gd-DTPAという造影剤の名前を聞くと思うのですが、これらの造影剤は細胞にとりこまれるものではなく、細胞間隙や血管内を通る物なので、がん細胞に特異的に集まる物ではありません。 SPIOとか、Gd-EOB-DTPAなどは、肝細胞に特異的にとりこまれるものだったりしますが、肝細胞機能を失い造影剤をとりこまないがん細胞を調べている為、がん細胞だけにGdの造影剤を集めることは出来ません。 研究班は、リン酸カルシウムという単純な物質が作る、ミセル体という分子サイズの構造の中にGd-DTPAを組み込んだもの(Gd-DTPA/CaP)とすることで、 ガドリニウムががん細胞に集まり、十分な時間だけがん細胞の中にとどまるようにすることに成功しました 。 さらに、このことによって、 ガドリニウムを取り込んだがん細胞がMRIで見分けられるようになった ため、がんがある場所にだけ熱中性子線を照射することができるようになりました。 つまり、 細胞を攻撃するガドリニウムががんに集まっている ガドリニウムに細胞を攻撃させる熱中性子線をがんの場所にだけ照射する という二点によって、がんだけを狙って攻撃することができました。(出典: M...

JSRT2015④:MRIの発表について

今回は、核医学とか治療の講演を聞こうと思ったので、あんまりMRIの講演聞けなかったな。。でも、最後に北川先生のお話を聞けてよかった。 めちゃめちゃ深いところまでMRIを熟知していて、それでもまだまだ足りないと言っていて、本当に仕事に対して真摯に向き合っているんだなと感じました。尊敬します。 <3.0Tと1.5Tにおける肝脾信号強度比の差異についての検討> 3.0TでもQ-LSC(肝臓の信号強度/脾臓の信号強度)が低く見える例がある。 そこで、LAVA(T1強調 脂肪抑制撮像:3D FastSPGR 肝臓胆嚢膵臓のダイナミック撮像。プリモビストなどの造影剤を使って行う。)とLAVA-FLEXの撮像を行い、静磁場の違いが出るのか、フリップアングル、エコータイムなどが影響するのかを調べた。 ROIには、肝臓と脾臓が同じ位相にくるように設定した。 結果:3.0TだとLAVA-FLEXが有意に信号強度が高い。フリップアングルで調整して、3.0Tでも1.5Tと同じ信号を得ようとしている。SNRは下がるが、1.5Tと3.0Tで診断基準を変える方法があるのではないか? <MRI検査における5W1Hを考える> 技師は、MRIで得られた画像を読影する立場。モダリティによる言葉の使い分けが出来ているだろうか? 例えば、頭部MRIで視床部に白い部分があったら脳梗塞だと技師は言えるだろうか?そうではない。画像の白と黒の表現はモダリティによって違うのだから、正確な言葉の使い分けをしなければいけない。 CTでは信号値はdensity(濃度)に置き換える。白=High density area(高濃度領域、高吸収域)、黒=Low density area(低濃度領域、低吸収域) MRIでは、signal intensity(信号強度)で考える。High intensity area(高信号域)、Low intensity area(低信号域)と表現する。 従って、先程の視床部における白い部分については、「High Bの拡散強調画像、左視床部分付近に円形状のたて5mm、よこ3mmで境界明瞭の実質に高信号域が見られます。」 というのが正確である。 病変を見つける為の5W1Hで考えよう。 ①Diffusionで高い信号が得...

Image JによるMRI画像の画像処理(メモ)

Evernoteに速記したのをとりあえず挙げておく。 Image Jを現場で使うことはあまりないかも知れませんが、ワークステーション等の画像処理の応用につながると思います。 フェイズコントラストのシネMRI レトロスペクティブ法による流速測定 Trigger time 平均RRと計算される時相数によって横軸の時間が変わる。 画像データのTrigger time:292を見て欲しいと伝える。 頭〜足:白。信号値は流速に比例。ROIをとりたいが横軸が分からない。 フーリエ変換 k-space⇄image k-spaceの中心部は、コントラストの情報を多く含む k-spaceの周辺部分は、画像の細かい構造。高い空間分解能の情報を多く含む 白黒の太い帯(低周波)と細い帯(高周波)を選り分けることが出来る。 <処理方法> Process>>FFT>>FFT Rectangular tool Process>>FFT>>InverseFFT Edit>>FIll(高い周波数のみにする) Edit>>Selection>>Make inverse(低い周波数のみ) <周波数の変化を抑える為に> b1ムラ…低周波の波を抑える為の周波数フィルターをかませること 画像から信号値を測定 MRIのヒストグラム解析。ADCを腫瘍にROIをとって治療効果判定を行う。治療後にADCが上がる。 その形のヒストグラム。形のよりぐあい。正規分布、非正規分布かどうかなど。 複数の画像に同じROIを設定するROIマネージャー 描いたROIをAddボタンで保存 別画像と保存したROIを選択してMeasureで同じ位置を測定出来。 <処理方法> More>>Save>>でROI情報を保存出来る。 どこにROIをとったかを保存することが出来る。 Rectangular tool Oval tool Analyze>>Tools>>ROI manager 毎回のコピペは出来...

自分のMRI画像をPCで開いて見た

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某メーカーのMRIで、自分の頭の撮像をしてもらいました。 コンソールのイメージはだいたいこんな感じ。PCのモニタ上でシーケンスの選択や撮像範囲の選択、画像処理(トリミングなど)を行っていきます。 今回はDiffusion,T1WI,T2WI,3DTOFMRAを撮像してもらいました。撮像されたMRI画像はCD-Rに焼いてもらい、家に持って帰りました。 これがDICOMのメタデータの内容です。モダリティ、撮像シーケンス、TR,TEなど様々なデータが表示されています。 MRI画像のCD-Rのフォルダ構造はこんな感じでした。 医用画像は通常の拡張子ではなく、DICOMという形式なので、専用のビューワーを使わないと不便です。今回、自分はMacの Osirix を用いました。Free版がダウンロード出来ます。 ビューワーで見る自分の脳MRI画像はこんな感じでした。(左がDiffusion,右がMRA) Diffusionが6mmの40スライス、T1,T2が6mmの20スライスであるのに対して、MRAは1.2mmの164スライスでした。これは、そもそもMRAのシーケンスはGREで、GREのスライスから血流の高信号だけをMIP処理で取り出したのがMRAです。3次元で観察出来るようにする為にも沢山のスライスが必要なんですね。 (因みにT1,T2画像でMPRをやろうとすると、ステアステップが出て何がなんだかよく分かりませんでした。) OsirixのPluginをダウンロードして、ADCmapを開くことも出来ます。 ADCmapはプロトンの拡散度合いをマトリクス上で表示したものです。DWIでは拡散してないところが高信号になりますが、T2強調の影響を受けているので、ADCmapを確認するとより正確に調べることが出来る様です。 さて、自分の画像を調べたところ、左の側脳室がやや拡大しているようでした。自分の脳に異常が無いか、もう少しきちんと調べたら、紹介しようと思います。

Virtual MRIについて

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Virtual MRIというJavaのソフトがあり、MRIの撮像をPCでシミュレーションすることが出来るそうです。 http://p--q.blogspot.jp/2013/12/mri1javamrivirtual-mri.html http://sourceforge.net/projects/vmri/files/ Files → Virtual MR scanner → Virtual MR Scanner 3.2.14 と辿って vmri_3.2.14_full.zipをダウンロード (筆者はbin.zipの方をダウンロードしていたが) マニュアルによれば、 To run the simulation the “bin” Version is sufficient. The “full” version includes the “bin” version as well as the source files and the complete Netbeans project folder to compile the source files. なので、どちらをダウンロードしても良いですよということらしい。fullの方がPCでコンパイルする為のソースファイルも入っていますよとのこと。 因みに、マニュアルはこちらからダウンロード出来ます。 http://sourceforge.net/projects/vmri/files/Virtual%20MR%20scanner/Virtual%20MR%20Scanner%203.2.14/mrt_user_manual_3.2.3.pdf/download http://www.iftm.de/pub/vmri/vmri_manual/vmri_manual.html#1.Generating%20the%20first%20image%7Coutline Macの方は、vmrt_xx_macを右クリックの「開く」で開くと、ソフトを開くことが出来る。 シーケンスも7つほどあり、色々な画像を試せるので、良かったら見てみて下さい。

MRI検査の概要

実習を参考にざっとまとめたもの <検査の手順> ①検査前に長い検査なので事前にお手洗いに行ってもらう。 ②金属類を外してもらう…上半身裸、下はパンツでガウンに着替える。 脳動脈クリップ、ステント、人工関節など取り外せないものは確認する …最近のものはチタン製などになっていて、影響が出ないものが多い。 ③チェック表の記入…金属類を外したかどうか、閉所恐怖症などがないか、入れ墨をしていないかどうか確認する。 ④経口造影剤の服用…フェリセルツ(赤茶っぽい炭酸) ⑤入る際、眼鏡、かつら、鍵などMRIの検査に影響するものは外す。眼鏡はチェック表の記入時に必要。 ⑥耳栓をする。耳栓をしていてもMRIの検査の騒音はうるさい。 ⑦前回の検査状況を確認する。何かあったらブザーをならしてもらう。 ⑧撮影:キャリブレーション→位置合わせ(スライス厚などの調整)     呼吸同期、心電図同期などをかけてRFパルスを照射     (体の下〜上にかけて順番にコイルの音が鳴っていくので、     RFパルスをかけている場所が動いているのが分かる)     撮像が終った画像をクリッピング、コントラストの調整。 <使用薬剤> ・EOBマグネビスト…肝臓用、腎機能が悪い人はマグネスコープ ・フェリセルツ…水と一緒に服用。 <ボディコイル> ・部位・撮像目的によっても異なる。MRCP(肝胆膵)、椎体、肩、足など <シーケンス> LAVA IDEAL:Dixonの応用。 Fat Sat FIESTA EPI Black Blood:血管内腔の情報をpreSatで抑制する。 B-PAS その他病院によってもシーケンスは異なる。

MRIレクチャー

病院の技師さんに伺った事をもとにメモのまとめ。 コイルに電流を流して使用する電磁石タイプと、強い永久磁石を使った永久磁石タイプがある。最近用いられているのは電磁石タイプで、その中でも特に超電導タイプが主。 電磁石タイプは右ねじとフレミングの法則でコイルに電流を流すと磁力が発生する仕組みを利用している。 超電導は絶対零度になると抵抗値が0になり、電気の消費量を極限まで小さくして、静磁場の安定度を高めたもの。絶対零度にする為に液体ヘリウムを用いている。気化しないようにコンプレッサーで圧力をかけてボイルシャルルの法則で再利用している。 常電導は、静磁場の安定度が悪く最近では使っていない。 MRIは人間の体から発する電磁場(電波)を受け取る。体の中のプロトンが磁力に影響され一定方向を向く。RFパルスを加えると電波信号を発する。 元素によって共鳴するRFパルスの周波数が異なる。 γ(外部磁場の強さ:T)×ω(磁気回転比:MHz/T) 電波信号はいつ起こるのか?ベクトルとか歳差運動とか回転とか色々な要素はあるけど、めんどくさいので、 巨視的磁化 で考える。よく使う90°パルスは、コマが横にバタンと倒れるイメージ。GREとかだと30°とか色々違う。信号は横緩和の時にとっている。 水分、筋肉、脂肪で全然プロトンの動きが変わる。 180°パルスはスタート地点から行って戻ってきたときのタイミングで信号をとる。何回もとりだす。 T1コントラストは回復する縦磁化の差、T2コントラストは減衰した横磁化の差をとっている。(筆者:信号は横磁化でとっているといったが、横磁化の差と縦磁化の差は反転すれば同じなので、コントラストスケールを反転させていると思われる)T1にするか、T2にするかはコンソール画面上で設定するので、手動で何かをやる必要は無い。 得られた信号はどの場所のどの部位のものなのか、どうしたら分かるのか?それは部位によって磁場を変化させる事で区別を行っている。 例えば、磁場強度が違えば、それに応じてかける周波数の大きさも変わる。従って、特定の部位に対して選択的にRFパルスをかければ、その場所からの信号をとることが出来る。 位相方向は大きくすると撮像時間が長くなる。何回もパルスをかける必要があるからだ。 位相は正弦波で考える。位相...

Synthetic MRI MAGiCによってMRI検査の時間が2/3に短縮される?

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GE SIGNA Pioneer with MAGiC Reduces MRI Acquisition Time by Two-Thirds(Med Gadget) 先日も こちら で紹介したのですが、MAGiCというGEが開発したMRIの撮像方法によって、検査時間が2/3に短縮される?と考えられています。 T1、T2、PD、IR法が全て一回の5分撮像で分かってしまうんだから、 凄いよね。