ヒートテックは黒いものだけじゃなかった。

MRIの問診項目でヒートテックを着ていないかというものがあります。寒い時は上下両方着ている方もいるので、気をつけないといけないですが。

因みにヒートテック類に関しては以下のものが参考になると思います。(類似のものも含めて紹介されています)

機能性肌着とMRI検査(MRIfannet)

ヒートテックはいくつかの化学繊維を特殊な割合で縫い合わせることで、汗を吸い熱をもつ性質を持っています。そのため、RF波を受ける部位にヒートテックがあると、より熱を持ち易くなるのです。

以前、実習中にお試しで頭のMRIを撮ってもらった時に、「やばいヒートテック着てた」ということがあったのですが、RFがかかっている場所が頭が中心で、ヘッドコイルだったから、それほど問題なかったのかも知れません。

とはいえ、やっぱり何か発熱し、低温やけどをしたなどがあった場合に「ヒートテックを着ていたけど」ということになると、問題でしょうから、予め問診のタイミングでぬいでもらうのがベストだと思われます。

疑わしきは脱ぐが一番安全ですが、身体が思うように動けず、着替えが不便な方の場合は撮像部位を考えて、検討してもよいと思います。

因みに、最近のやつは、白やネイビー(ヘザー)などがあるようです。普通のタイツだと思ったらヒートテックだった、ということも考えられます!実際タグを見てみたら「HEATTECH」って書いてあるじゃねえか。。。

MRCPとか肝臓の造影MRIとか心臓MRI、下肢MRIなど体幹部の検査をやる時は特に事前に見ておきましょう。。




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