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撮影部位:股関節斜位像:ラウエンシュタイン(Lauenstein)1法②

大腿骨頸部を広く描出させる為に撮影する方法として軸位とラウエンシュタインがあります。どちらか一方を採用していることが多いらしく、軸位を撮っていれば、あまりラウエンシュタインを撮ることはないようです。 ラウエンと軸位が両方オーダー入っている場合は、オーダーした先生に、「これはどちらか一方だけで良いでしょうか?」と確認しても良いと思います。 また、ラウエンシュタインと言えば、大抵の場合、1法を指すことが多い様です。2法は乳幼児が多いとか。 因みに、大腿骨の側面を撮る時、「ラウエンっぽく撮って下さい」と言われたことが一度ありました。この時は、撮る側の足の外側をカセッテにつけて、反対側の足を立てて撮りました。 軸位のポジショニングで、股関節をカセッテの中心に持っていきたいと言うのがあると思います。しかし、どこを触って確認したら良いか分からない。 やっているのは、 ①大転子を人差し指、中指の二本で触った状態で、親指を伸ばしたところが大腿骨頸部(JSRT近畿の資料がPDFに挙がっていて、それを見たのだが、ソースが思い出せない) ②腸骨稜から4横指上がカセッテの上縁(ソースは不明) ③入射角度は、股関節の正面撮影の画像から、向きをある程度予測する ですが、それ程厳密にいつもこれでいく、というルーチンが今のところ無いです。 いい方法があれば、教えて頂きたいです。

菅本先生インタビュー(大阪大学運動器バイオマテリアル学講座)

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約3年前に、大阪大学の菅本一臣先生にインタビューに伺ったことがあり、その際の記事を掲載したサイトが閉鎖されてしまったので、許可を頂いて、拙ブログで再度掲載することにしました。 菅本先生は、整形外科の領域で10年以上積まれてきた経験をもとに、多岐に渡って活動されており、TeamLabと共同で開発した「 TeamLabBody 」をはじめ、様々な産業ともコラボレーションしています。とってもお話が面白くて、皆さんにも是非読んで欲しいなとおもいます。 6月にgaccoという オンライン講座 でTeamLabBodyを活用した講座も始まるそうなので、こちらも是非注目です。 菅本一臣先生 大阪大学大学院医学系研究科 運動器バイオマテリアル学講座教授 (研究室のHPは こちら )  <先生のプロフィール> 1972 年に大阪大学医学部医学科卒業。医学部臨床補助研修を経て、 10 数年間、いくつかの病院で整形外科医として勤務。特に関節治療を専門に活躍。その後、大阪大学にて研究職に。肩関節・膝関節、骨関節 3 次元動態解析、人工関節の開発、関節のバイオメカニクス、関節のキネマティクスについて研究をはじめる。約 10 年前、世界で初めて 3D 画像解析を用いた整形外科治療シミュレーション技術を開発し、以降様々な分野で実用化されている。今年3月には、 TeamLab と共同で、世界で初めて生きた人間の骨格を三次元的に再現したアプリケーション「 TeamLabBody 」をリリース。現在も運動器のバイオマテリアル研究において精力的に活動されている。(所属学会)日本リハビリテーション医学会 , 日本肩関節学会日本整形外科学会 , 日本リウマチ学会 , 日本股関節学会 , 日本臨床バイオメカニクス学会 , 日本バイオマテリアル学会 , 中部日本整形外科災害外科学会       <キャッチフレーズ・スローガン> 臨床の役に立たん研究をして何が面白いんだろう <インタビュー> 3 D 画像解析に着手するに至った経緯を教えて下さい。 大学を出てから 16 年間整形外科で医師をやっておりました。骨折や腰痛などの診療ですね。病...

教科書に載っていない実践一般撮影法

という資料があって、たまに読んでいたのですが、結構神資料だと思うんだ。。! 青本見ても、実際の現場でどんな風に撮っているか全然想像出来ないですからね。。 実習に行ってみて初めて分かることが沢山あります。。 教科書に載っていない実践単純撮影法(日本放射線技術学会近畿部会雑誌 平成20年度夏季セミナー) →どうも、このリンクが切れている様で、JSRT会員になって、idからログインしないと見られないようになったようです。 新卒の技師さんも、最初は一般撮影を任されて、現場で数年揉まれてやっと一人前になるそうです。実習に行っていて、これってどうやって撮っているんですか?とおそるおそる聞いてみると、「そんなことも分からないのか」という顔をしつつも、教えてくれます。 そして、(超奥が深くて、こんなの一人一人対応が違い過ぎてどうすればいいか、、特に整形領域)という気持ちになりました。クリニックで撮影補助とかのアルバイトあったら、やった方がいいです。 たまに見返そうと思って、ブックマークしています。

撮影部位:股関節斜位像:ラウエンシュタイン(Lauenstein)1法①

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ラウエンシュタイン撮影法は、ラウエンシュタイン1法と2法がある。主に大腿骨頸部の状態を観察する為に行う。 また、大腿骨頭の真の側面像が見られるため、大腿骨頭壊死症での壊死範囲を評価する時などに有用である。因みに壊死症になると、不可逆なので、通常は人工股関節に移行するそうです。 出典: Radiopaedia ラウエンシュタインは、下腿を屈曲させて撮影するのだが、大腿骨頸部が骨折していたりなど、体位変換が出来ない患者さんの場合はX線管を水平にして、屈曲した健側の下肢の下より撮影する。 たぶんこんなん 動態撮影は、正面像で股関節は外転位または内転位で撮影する。臼蓋形成不全や変形性股関節症などで関節適合性がよくなる肢位を確認して、骨きり術の適応を検討する。 <ラウエンシュタイン1法> 股関節正面においては寛骨臼の前上部,および内側月状面と大腿骨頭との間隔は観察できるが,寛骨臼窩,下内方月状面の間隙は投影されない.そのために骨盤を45°傾斜する. この場合,大,小転子より下方の大腿骨側面像を得るが,大腿骨頸は短縮し,骨頭と大転子に重複するため,この部分の観察には適さない. <体位> 側臥位.検側を下にして,骨盤部を45°傾斜させる.膝関節を軽く屈曲し,股関節は45°外転し大腿骨側部がカセッテ面に密着させる.非検側下肢は,立膝にして体位の安定をはかる. たぶんこんなん(わかりづらくてごめん) <中心線> 上前腸骨棘と恥骨結合を結ぶ直線の中点から4cm足側の大腿骨頭を中心とし,カセッテ面に垂直に入射する. 出典: Essential Anatomy5 出典: 動画で見る一般撮影マニュアル 入職してから気づいたことを改めてまとめてみました。 撮影部位:股関節斜位像:ラウエンシュタイン(Lauenstein)1法②

撮影部位:股関節(正面)

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股関節単純撮影を行うには解剖学とバイオメカニクス(運動機能学)についてきちんと知らなければいけない。 股関節を観察する目的は、おもに両股関節の正面と、検側の大腿骨頸部側面を観察する為にある。主に正面と側面のニ方向撮影を行う。 股関節正面撮影は大腿骨頸,大転子,小転子も同時に投影するため,股関節正面像の体位だけでなく,大腿骨近位端の正面像としての位置づけも必要である.(大腿骨と寛骨臼のジョイントのあたりが最も変異を起し易いから。)その為、股関節とはいっているが、大腿骨頸部を中心において撮影する。 股関節正面像における骨頭の中心は,上前腸骨棘と恥骨結合上縁を結んだ線上の中点を外下方へ垂直に5cmの位置である.(上図より)片側撮影の場合はこの点がX線中心線の入射点となる. 性腺防護の為、この近くに鉛板をおく。 両側撮影では両大腿骨頭中心を結んだ線と正中線との交点に入射する(この部は恥骨結合上縁から上方へ2~3cmにあたる). いずれの場合も,大腿骨の位置合わせが重要である。大転子のレベルを同じ位置にし、大腿骨をやや内旋して大腿骨頸の長軸をより水平にし、同時に大転子と小転子がそれぞれ明瞭に観察できる必要がある. <体位> 仰臥位.骨盤部をカセッテ面と水平にし,下肢は伸展して,軽度の内旋位にする. <中心線> 大転子より3cm頭側が大腿骨頭の位置となる.両大腿骨頭を結んだ線と正中線の交点に垂直に入射する.あるいは,恥骨結合上縁から正中線上で上方へ2~3cm(ニ横指くらい?)の点に垂直に入射する. 以下の画像は、股関節異形成(Bilateral Hip Displasia)の写真である。あまりいい写真じゃないかも。。海外のものなんだけど、なんでこんなざらざらしてるんだろう。。 (ソース: Radiopaedia ) 出典: Radiopaedia <参考文献> 動画で見る一般撮影マニュアル~上肢・下肢編~ 本ブログ でも紹介しています。

撮影部位:膝関節

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一般撮影の記事が進まないのは、聖書を見てもよく分からないし、これで本当にいいのか、先生の又聞きから類推するしかないからです。 解剖を知れ!というけれど、言葉の意味とイメージが合致して初めて本当の理解になるんだ。。なま暗記が一番大嫌いなんだ。。それは客観的な状況を頭の中で自分で再構築出来てはじめて分かるんじゃないですか。。。。?わっかんねえよ(と愚痴ってみる) →入職してみて、沢山膝関節の撮影をしてきて分かったことをまとめてみます。 膝関節は大腿骨下端の内側顆および外側顆と脛骨上面の内側顆および外側顆との間の関節である。 これに膝蓋骨が絡み、腓骨は含まれない。 膝関節は股関節と同じく、上体を支える重要な役割を持つ。一方向に曲がる一軸関節であり荷重関節である。この関節を支える為に結合組織、靭帯、筋肉が多く、骨性組織は少ない。 <膝関節正面は臥位、立位どちらでも撮影することがあります。関節の評価の為に、荷重をかけた時の状態を見る為に、立位で撮影することがうちでは多いです。 また、変形性膝関節症など、内側・外側における関節間隙の差を見たい時にはローゼンバーグを撮るときがあります。内外差が出ていれば、自分はOKだと思っているのですが、理論的なことは以下の記事がいいと思います。 ローゼンバーグ撮影法と顆間窩撮影法(ホルムラッド法)の違いを考えてみた! 今この記事を見返すと、自分が今まで撮ってきたローゼンは 顆間窩がかなり開いていた気がしてきた。しかし、膝を曲げて撮るので、ポジショニングしたら早めに撮ってあげないといけなくて、正直角度計とか使っていちいち見ている訳にもいかないし、難しいな。。。> 逆に股関節の場合はほねとほねとのつながりが密接で、臼蓋や足関節がほぞ等の骨性構造をもっていてがっちりと関節を作っている。 正面像 <体位> 前後方向は背臥位または長座位で行う。両下肢を伸展または膝関節を10度屈曲する。これが大腿脛骨関節縁を見るのにベストポジションになる。20度だと+10度分上向きになる。 <中心線> 膝蓋骨尖に垂直入射。 →膝の両側を <確認点> 脛骨下方の内果側と外果側の関節間隙が明瞭に観察出来る。...

撮影部位:肩関節正面

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肩関節正面像では上腕骨頭と肩甲骨関節窩がつくる球関節腔と,肩峰下の間隙が広く観察できる. 一般に肩甲骨関節窩は正中面に対し約30°前内方を向き,肩峰下面は水平より上方へ約20°の傾斜をもつ.このことから撮影体位が決定される. 出典:ほねにくすじえもん また肩関節のX線像は関節包の部分を含め,大,小結節,結節間溝がよく示現しなければならない. 出典:Essential Anatomy2 出典:ほねにくすじえもん それには大結節が上腕骨頭の外側でなく,やや内側へ投影する体位,即ち肘関節でやや内旋し,手掌面を体側にあてる体位がよい.  ●体位 座位,あるいは立位とする.検側背面を受像面に密着させ,非検側を受像面から離す方向で,体軸回旋30°の斜位とする.手掌面は軽度内旋し,体側へつける. ●中心線 上腕骨頭内側(烏口突起)を入射点として頭尾方向20°で斜入する.(イメージはこんな感じかなあ。下) 出典:Essential Anatomy2 <参考> 肩関節Y字撮影

撮影部位:肩関節Y撮影

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Y撮影法とは、肩甲骨の肩峰、肩甲棘、棘上窩までが一直線状に並び、烏口突起と上腕骨・肩甲骨体部が他の二辺となってY字状に描出される方法。 これは肩峰下面の形態をよく観察出来るので、軟部組織が腱や骨の間に挟まれて炎症を起こすインピンジメント症候群などの診断に役に立つそうです。 肩甲骨関節窩と上腕骨頭の中心が重複し,肩峰・肩甲棘・棘上窩までの一辺と,肩甲骨上角・烏口突起からなる一辺,肩甲骨体部の三辺がY字状に投影される.また,鎖骨と上腕骨頭の間に肩峰下関節(第二肩関節)が広く描出される. (と書いてあるのですが、よく分かり辛いので、これなら分かるかな。。) 上腕骨と肩甲骨体部は重複するが,肋骨とは分離する.  ●体位 座位,あるいは立位とする.検側肩前面を受像面に付け,非検側は離すように体軸を回旋する.上腕骨は力を抜いて下垂し,肘関節は伸展位とする. (つまり腕はだらんとして、撮影する方の方をカセッテにつけなさい、ということ。) 肩峰角と烏口突起を結ぶ線の中点と肩甲骨内側縁が受像面に対して垂直になるように調整する. (平べったい肩甲骨の中で外に出っ張っている烏口突起・肩峰が真側面になるようにしようということですね) 体軸を回旋し頭尾方向20°から棘上窩が接線上に描出され、上腕骨を射出点とする。肘関節は伸展位である。  ●中心線 棘上窩が接線となる角度で,上腕骨頭を射出点とする.棘上窩は肩甲棘上縁と15°の角度を持つため,一般的に頭尾方向20°前後で入射する. <背中が丸くなっている人は、支持棒などを非検側で持たせて背筋を出来るだけ伸ばすと良い写真が撮れるときがあります。肩峰、烏口突起、肩甲骨体部は、色んな人の肩を触ってどの位置かなというのを慣れるしかないと思います。自分の場合は、Yになるように垂直に合わせたつもりでも角度が急だった、ということがよくあり、、コツを掴みたいなと思います。> <また、ストレッチャーでたまに背臥位で来る時があります。そんな時は、検側に補助具を入れて、その下にカセッテを入れ、AP方向で撮るので、PAと逆方向(尾頭方向20°)に管球をふって撮ります。> 肩甲窩が上腕骨頭と一致して、肋骨と肩甲骨は分離して撮影される。肋骨と肩甲骨が重なっていたり、逆に肩甲骨と上...