撮影部位:股関節斜位像:ラウエンシュタイン(Lauenstein)1法②
大腿骨頸部を広く描出させる為に撮影する方法として軸位とラウエンシュタインがあります。どちらか一方を採用していることが多いらしく、軸位を撮っていれば、あまりラウエンシュタインを撮ることはないようです。 ラウエンと軸位が両方オーダー入っている場合は、オーダーした先生に、「これはどちらか一方だけで良いでしょうか?」と確認しても良いと思います。 また、ラウエンシュタインと言えば、大抵の場合、1法を指すことが多い様です。2法は乳幼児が多いとか。 因みに、大腿骨の側面を撮る時、「ラウエンっぽく撮って下さい」と言われたことが一度ありました。この時は、撮る側の足の外側をカセッテにつけて、反対側の足を立てて撮りました。 軸位のポジショニングで、股関節をカセッテの中心に持っていきたいと言うのがあると思います。しかし、どこを触って確認したら良いか分からない。 やっているのは、 ①大転子を人差し指、中指の二本で触った状態で、親指を伸ばしたところが大腿骨頸部(JSRT近畿の資料がPDFに挙がっていて、それを見たのだが、ソースが思い出せない) ②腸骨稜から4横指上がカセッテの上縁(ソースは不明) ③入射角度は、股関節の正面撮影の画像から、向きをある程度予測する ですが、それ程厳密にいつもこれでいく、というルーチンが今のところ無いです。 いい方法があれば、教えて頂きたいです。