病院見学で見るところ

前職は、数千人いるような会社で、支店ごとにオフィスがありデスクがあり、スーツを着てPCの前でエクセルやメールを開いて作業をする、というような環境でした。

誰が誰と関わっているのか、関わっている人が全員は分からないことが当たり前でした。

就職活動をしていても、雰囲気は分かりますが、各企業の説明会に行っても、実際にそこで一緒に働く人とは誰ともあわないのです。なので、誰とうまがあうのか、あわないのかは配属されてからでないと分からないことがほとんどでした。

ところが、この仕事は、だいたい明日何をするのかは決まっています。どのモダリティで業務を行うか、一般撮影、CT、MRI、アンギオ、ポータブル、etc

一緒に働く人は毎日だいたい決まっています。大きな病院では技師の人数が100人以上と言うところもありますが、30人程度の場所、もっと少ないと5~6人、クリニックとかだと数人というところもあるかも知れません。

何を言いたいかと言うと、就職活動をすれば、一緒に仕事をする人の姿を見ることが出来ます。どんな人がいるのかな、どんな雰囲気の病院かなというのも何となく分かるのです。

そして、その数少ない人達と一緒に何年も仕事をすることになります。

人事権を握っている人がどんな風に人を育てていこうとしているかによって、ずっと1つのモダリティでいくのか、色んなモダリティを回るのかも変わってきます。特殊なモダリティばっかりやることになる場合もあるかも知れません。

それを踏まえて、自分がどのモダリティを回りたいか、これは避けたいなとか、これはやりたいなとか、当直があるのかどうか、忙し過ぎて潰れないかとか、そういうのを病院見学で何となく考えておくといいかも知れません。

グループがあるところだと、また違ってくるかも知れませんが。。

あと、なかなか仕事がこなせなくて気持ちが辛いなと思っていたとしたら、それは求められているスキルと自分のスキルがマッチしていないだけで、自分が無能であるということではありません。

今は同じ職場に何年も勤め上げて出世しないと駄目だとか、そういう時代では無いです。

ただ、これは意識した方が良いのかもしれないな。。

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