【残り130日】就職戦線と卒試験対策について

ブログを見ているよ、という声をたまに聞きます。ありがとうございます。

元々は勉強した内容を自分で完全に咀嚼し、自分の言葉で伝えようということが目的でしたが、

実は技師学校の生の悩みとか声って、入学しようと思っている人達にとっては、外からみるとあまり分からないのかも知れないなと思って、その時その時で思ったり感じたりしたこと、こんな出来事があったよ、といったことを書いてみようと思うようになりました。

いかがでしょうか。。

最近だと、後者の記事が多くなってきてしまいましたが、、

さて、私達の学校では、夏休み明けから、学年が実習組と座学組の二手に分かれます。前半組が実習に1ヶ月いったあと、後半組と入れ替わります。

9月からの実習では主に核医学や放射線治療について勉強してきました。核医学では、X線画像(1mAs=1mC=熱電子1/1.602×10^16個)に比べて光子数が圧倒的に少なく(37MBq=光子3.7×10^6個)、カウントを稼ぐ必要があるということを学びました。

核医学のシステムを作った方とたまたま先日お食事する機会があったのですが、現在使われているCTでの画像処理の手法は、核医学がベースにあったのだそうです。(FBPとかOSEMとか)

治療では、ファーマ型電離箱でヘッド内散乱とファントム内散乱の関係を調べたりしました。

今週は学内でそのことについて発表します。Khanという方が書いた教科書(PDFファイル:だいぶ重いです。)を読み直して、本当はどうだったかななどと調べています。


と、同時に就職活動も迫ってきました。学校にも病院からの求人が届いてきていて、「この病院を受けたい!見に行きたい!」という人が面接や小論文の対策を先生に添削してもらったりしています。

夏場に大学を受験して編入合格した人もいるみたいです。

2ヶ月前、8月はまだ就活とか国試とか特に考えていませんでしたが、ここに来て急に現実味を帯びてきて、気持ちがまだ落ち着きません。

卒業試験は今までの定期試験と比べ物にならないくらい難しいとか、そんな話も聞きます。12月までに完成させないと、卒業試験に間に合わないという話も聞きました。参った。

そうやって、自分達が技師として現場に出る前の最後の成長痛みたいなものが、今まで怠けて考えるのを避けていたことが、一気に出てきたのでしょう。けつに火がつかないと、頑張れないのかも知れません。

また、私は今まで企業就職も悪くないのではないか?と思っていましたが、医療現場で長く働いてきた方からはほとんどの方に反対されました。

自分は20代後半で、企業での社会人経験もあるので、会社に勤める方が良さそうに見えることもありました。

しかし、医療現場を知らずに関係企業に就職しても、お客さんは医療関係者であり、お客さんの心を知らない営業マンや開発者になってしまうかも知れないなとどこかで思っていました。

改めて、色々な方にそういうアドバイスを頂き、やっぱり最初は揉まれた方が良いだろう!と思っています。

一般撮影のやり方とか、ポジショニングのやり方、CT、MRIの1つ1つの撮影のやり方とか、現場のルーティンとか、全部理解しきれるだろうか?と今から焦りを感じていますが、

でも、医療職を目指す身として、自分が関わる分野について深く知り、実践しなければいけません。頑張ります!

就職試験では、、1種に合格していることで、勉強面での心配は無いだろうと思われることは、かなり就職活動の上でメリットを感じています。

あとは、これから次第。。

特に経歴の複雑な?人達は、自分がどうしてそういう道を歩んだのか説明するのに苦労すると思うので、事前に色々考えておきましょう!w

国家試験に向けて、網羅したかったらこれがいいよと言ってた本。。


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なんか、最近やたらこの本を買っているのを見かける。

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