DQE(量子検出効率)が高くても、その量子は散乱線かも知れない。
DQE(u)= (log10e)^2×G^2×MTF(u)^2/MTF(u)×q
G:階調度 MTF:解像度を示す変調伝達関数 q:量子数
周波数が高い時でも(MTFが高い)、かつ階調度もよい(Gが高い)=細かい部分まで再現が出来るほど量子検出効率は良い、ということになる。Gは、量子レベルに対応していて、0か1しかないより、0~255までの違いを見分けられたら、それは量子を高い割合で検出出来ていることになると考えると分かり易いかも。
どれくらい再現出来るかは画像装置によって異なり、CRやFPDとの比較が出来る。
また、量子検出効率がよくても、式を見る限り、Gが高くてMTFが低い時と、Gが低いけどMTFが高い時が考えられる。入射した光子を沢山検出出来ても、散乱線光子を沢山検出したら、結果的に高周波数領域が見られなくて、MTFが下がる。また、階調度は若干低いけど、細かい部分まで区別がつくのなら、Gは下がってもMTFは上がる。
従って、DQEの値が等しくても、MTFやWSが違っている可能性がある。
(第65回国試より)
G:階調度 MTF:解像度を示す変調伝達関数 q:量子数
周波数が高い時でも(MTFが高い)、かつ階調度もよい(Gが高い)=細かい部分まで再現が出来るほど量子検出効率は良い、ということになる。Gは、量子レベルに対応していて、0か1しかないより、0~255までの違いを見分けられたら、それは量子を高い割合で検出出来ていることになると考えると分かり易いかも。
どれくらい再現出来るかは画像装置によって異なり、CRやFPDとの比較が出来る。
また、量子検出効率がよくても、式を見る限り、Gが高くてMTFが低い時と、Gが低いけどMTFが高い時が考えられる。入射した光子を沢山検出出来ても、散乱線光子を沢山検出したら、結果的に高周波数領域が見られなくて、MTFが下がる。また、階調度は若干低いけど、細かい部分まで区別がつくのなら、Gは下がってもMTFは上がる。
従って、DQEの値が等しくても、MTFやWSが違っている可能性がある。
(第65回国試より)
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