アプリも医療機器になる時代がやってきた?

例えば、PACS(Picture Archiving and Communicating System:要は検査で得た画像を色々編集して保存したり出来るシステム)のソフトウェアなどが医療機器として認められるようになりました。

ソフトウェアも医療機器として認められる時代になってきたのですね。

JIRAの関連記事で放射線技術学会の雑誌にも後ろの方に以前載っていたのですが、ソフトウェアも医療機器に準じる形で広く認めていこうよという流れが生まれています。凄い最近の話かと思ったら、平成19年に厚生労働省がガイドラインを策定した様です。

以下はソフトウェアをどう棲み分けするかについて書かれています。


また、以下のような協議会も発足しています。去年の11月頃からです。
 http://good-hs.jp/software.html 

これまで病院で利用されてきた医療機器のしきいをもう少し広げて、医療現場によらないコンピュータプラットフォームを用いたソフトウェアも「ヘルスソフトウェア」として協議会が認めようという枠組み。 医療用ソフトウェア市場が拡大する中で、経済産業省は医療や健康に係るソフトウェアについて、産業振興と最適な制度設計の方向性を検討するのが目的。法規制対象外であれば、薬事を通さなくても良い。その間の棲み分けをきっちり行うことが重要なのだと思われる。



 http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/service/iryou_fukushi/downloadfiles/201407-1.pdf 

 既にウンログなどの健康管理の為のスマートフォンアプリが一定の存在感を得てきている上、ハートリズムなどの医療関係者が開発した疾患検知のアプリも無料でリリースされてきています。

そういうの興味がある学生はApplicare参加するといいっすよ。

コメント

このブログの人気の投稿

GM計数管のプラトー特性:スケーラーを使って

ポジトロン核種・サイクロトロン核種の覚え方

体表指標