医療情報に関する資格は放射線技師は今後必須になると思う

以前、AZE展の懇親会で、名刺交換した技師さんの名刺に「診療情報管理士」の名前が。

「これからの技師は、こういう資格が必要になるんです」と言っていました。

なるほど、最近クラウド(データセンター)上に医療データを保管し、閲覧出来るような仕組みが整備される中で、医療情報の扱い方も勉強しなくてはいけないんだろうな、と思っています。

学校の先生にも余裕があったら取得するといいよ、と言っていたので、早めに勉強頑張っておいて、取得しようか検討中です。

ただ、色々な情報系資格があって、どれを選んだらいいかかなり迷いますが、、、



医療画像情報精度管理士(日本診療放射線技師会)

…医療画像情報の運用管理に関する知識を修得し、より良い画像情報を提供するため医療画像情報の適切な利用、 管理を行うことを目的としています。医療画像情報精度管理士の講義内容は、デジタル画像、圧縮技術、コンピュータの基礎、ネットワークの基礎、 PACS(運用・保守管理)、医用画像表示装置、DICOMの基礎、標準規格、精度管理・画像評価、医療における個人情報保護、情報セキュリティ、放射線 情報システムです。 なお、医療画像情報精度管理士を取得するためには、e-learningによる在宅講習を受講し、認定試験に合格する必要があります。(ホームページより)



診療情報管理士とは(一般社団法人日本病院会)

…診療情報管理士とは、ライブラリーとしての診療録を高い精度で機能させ、そこに含まれるデータや情報を加工、分析、編集し活用することにより医療の安全管理、質の向上および病院の経営管理に寄与する専門職業です。(ホームページより)

※この診療情報管理士ですが、資格を取得する為に、短期大学以上か専門学校卒業でないといけないので、学生中はとれなそうです。



医療情報技師育成部会(一般社団法人 日本医療情報学会)

…医療情報技師(いりょうじょうほうぎし、英語Healthcare Information Technologist)とは、日本医療情報学会が資格付与する民間資格のこと。認定試験は2003年に開始され、8月頃に年1回、多肢選択式(マークシート方式)で実施されている。病院情報システムの開発・運営・保守が主な業務となり、その特質上、情報処理技術だけでなく医療分野・医療情報システムの知識が必要となる。そのため試験は情報処理技術系・医学医療系・医療情報システム系の3科目が課せられ、3科目とも一定基準の成績を取れば合格となる。(Wikipediaより)

どっちかというと、技師の業務に一番近いのが、医療画像情報精度管理士で、医療情報技師はよりエンジニアに近い職種ですね。。

医療情報技師を受けようかな。。

※ただ、医療情報技師は放射線技師の業務とオーバーラップしないので、病院ではほとんど評価されないみたいです。ただ、PACSとかRISを扱ってる企業だとまた評価が違うかもしれないですね。

もう一つ、医療情報システム監査人の資格試験が秋と冬にあるそうです。こちらもいいかもしれない。

あと、今度こんなイベントが11月にあるそうです。




バイオバンク情報管理システムについてや、地域医療プラットフォームにiPadをどう活用していくかなど、面白そうなイベントが沢山ありますね。。



<参考>
関東医療情報技師会HP

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