X線ラジオ装置の搬出・搬入を見学しました。

学校でX線ラジオ装置の搬出・搬入が行われるということで、学生も立ち会いにくれば?というので、やってきました。

なかなか面白かったです。特にI.I.(イメージインテンシファイアー)の実物を見て、イメージを持てたのは大きいです。理論上は分かってもやっぱりイメージ湧かないんだよね。。
東芝電子管デバイスさんから拝借
東芝電子管デバイスさんから拝借

イメージインテンシファイアーは、入射したX線を「強調する(インテンシファイ)」するものであり、電子が加速すると教科書では書かれていますよね。しかし、実は「集束させる」というイメージの方が実態としてはあっています。。

というのは、今回搬出されていったイメージインテンシファイアーは、入射したX線を、12インチの幅から1インチの幅におさめています。これは、そのままの幅では検出されるX線があまりにもぼんやりしていて、画像としてはっきりしていないからだそうなんです。

それを小さい枠に収めることで輝度を高め、画像としての質を高めるのがインテンシファイア(強調するもの)としての役割なのだとか。。

また、搬出のときも一つ一つバラバラにして持っていくのですね。高電圧変圧器の箱、アナログの撮影ディスクセット、操作するコンピュータ、寝台などがバラバラに解体されて、一つずつ運ばれていきました。

コンデンサも新しいMacのハードディスクみたいな感じでかなりいかつかったですw
注:画像はイメージです。

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