腎臓と透析について

腎臓は身体の内部で不要な物質を濾過し、体液の組成を一定に保ち、生体恒常性を維持する為に不可欠な器官である。

体循環の流れの中では、腎動脈からつながり、腎臓を経由して腎静脈へ出ていく。

ガス交換出来る物質は静脈から戻り、肺でガス交換が行われ動脈血として戻っていくが、血液内に溶けている成分は腎臓によって行われる。


腎臓は皮質と髄質に分かれており、髄質部分で血管内と尿管との物質の濾過・再吸収が行われている。そして、血液内の特定の物質濃度を調べることで、腎臓の機能が正常に働いているかどうかを調べることが出来る。




参照:wikipedia
上は血液循環を記した腎臓の模式図。wikipediaより
 1.腎錐体 2.輸入細動脈 3.腎動脈 4.腎静脈 5.腎門 6.腎盤 7.輸尿管 8.腎杯 9.腎被膜 10.下端11.上端12.輸出細動脈13.ネフロン 14.小腎杯15.大腎杯16.腎乳頭17.腎柱
参照:wikipeia

腎臓で濾過されて、尿として体外へ排泄されるが、腎臓から尿管が身体の前に斜めにおりていき、ぼうこう、尿道へつながっている。腎臓のある位置では腎動脈が腎静脈の前にあるが、膀胱へと降りていくと腎静脈が前になっている。



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