緊急医療

先日ボストンマラソンでテロが起こり死者が出たが、このようなアクシデントの場合に、緊急医療の対応が非常に重要になる。

限られた物的・人的資源の中で出来る限り多くの人命救護をする為に的確に優先順位を決める必要がある。このことをトリアージという。(kotobankによる説明)

阪神大震災の場合、トリアージの考え方が浸透しておらず、数千人単位の助けられるはずの人間が亡くなったと言われている。

現地では、病状・怪我の状況を見て、「命に別状がないか」「治療が必要か」「手遅れか」を選別して、札をつける。(最優先:赤色2〜3時間以内:黄色外来治療で対応可能:緑色助かる見込み無し:黒色

放射線技師は、現地でXmobile?という簡易装置を用いて発電機を回しながら使ったりするそうだ。(mobileXrayについてはこちら)

応急措置で事足りる場合もあるが、怪我の状況によってはICUに配送される。

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