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サイトのリンクを更新しました。

ここ5~6年ほどでリニューアルなどで無くなったサイトもあったため、 古くなっていたリンク集を更新しました。  過去問集 https://houshasengishi.blogspot.com/p/blog-page_12.html 参考リンク https://houshasengishi.blogspot.com/p/blog-page.html 今後も更新していきますので、よろしくお願いします。

現役技師さんが書いているブログ

Radiographica はほぼバイブルといって過言ではないと思いますが、このブログもかなり勉強になります。。  I'm a Radiographer!! Radiotechnologist!! 私は放射線技師!!ブログです 今の現場では、基本的な業務を覚えて、当直業務につけるようになることが目標です。なので、各モダリティの検査の特徴、事前の問診、確認事項、機械の操作などを覚えなくてはいけないのですが、それぞれの検査業務がどういう意味があるのかまではなかなか全て調べきれません。 調べきるまで業務につかせないところもあれば、とりあえずやってみようという現場もあると思います。 そんな時、上記のブログはすごく勉強になります。特に現場での話がRadiographicaよりも多い印象を受けます。CTの造影剤の話など。 Radiographicaは読影の時に勉強になります。技術学会で技師さんがここのブログの画像をスライドで参照しているくらいです。

【残り82日】初めての140点代に。あとは問題集をやりこむか。

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というところまで来ました。 そして、そうか、もう2ヶ月あまりしかないのかという気持ちになっています。 10月〜やってきたことは、以下の通り ①学校の授業を集中して聞く ②学校の教科書を一から読み直す ③語呂合わせを作る ④過去問を解く でした。主に②が一番メインでした。学校の授業で聞いてきたことを自分の言葉にする為には、教科書を一から「読み物として」読んでみるというのが良いだろうと思って、放射線概論や、X線解剖学や、機器工学や、MRIや、CT、核医学などの教科書を読みました。教科書が無い場合は、学校の図書館で放課後1時間くらい読んでみました。 そうすると、自分が授業で聞いて分かった気になっていたことが実は勘違いしていたり、理解が不足していたんだな、、ということが分かったのでした。 試験前に慌ててその単元のノートをひっくり返し、授業でやってた内容をおさらいする、という勉強を定期試験ではやっていたし、一種も分かんないところは解答を覚えてしまえ、という感じでやっていたのですが、国家試験の勉強の仕方は違うと自分は思います。 その先、就職してから、得た知識を活用していく必要がある訳だから、自分が勉強した内容をある程度理解し、咀嚼し、現場で同僚達と前提知識を持ってコミュニケーションをとらなければいけません。 そんな時、学校の授業のように、分からないことに対して一から教えてくれることはありません。自分で情報をとりにいき、本当にそれが正しいのかどうか、それにどんな意味があるのかを確認出来る力が必要です。 そこで、前述の勉強方法をとっていました。本を読み、その内容を咀嚼すると分かることが色々あります。そして、勉強が功を奏して、劇的に点数が上がりました。 実習明けの10月の模試では、100点でした。先週の模試は28点、それから今日の試験では42点あがりました。その間、参考書は問題集だけを買いました。あとは必要な本は図書館で借りています。 参考書は、自分が勉強した知識に抜けや漏れが無いかを確認する手段としては良いと思います。ただ、前提となる知識が不十分だなと思う時は、一から技術書を読み直すことが必要だと思います。 参考書の中でも、情報をまとめただけになっている本は、何らかの原本をまた参考にしており、まとめる際に筆者が間...

【残り89日】めどがたってきた勉強と就職戦線

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今日は、業者試験を受けてきました。結果は128/200でした。10月〜徐々にペースアップして頑張ってきた勉強ですが、成果が点数として徐々に現れました。 7割以上とれている科目もある一方で、点数の多い科目でまだまだ全然点数がとれていないので、ここ1ヶ月はそればっかりやってもいいかなと思っているくらいです。それであと20点位はとれますね。 具体的にやってきた勉強は、 ①学校の授業を集中して聞く ②学校の教科書を一から読み直す ③語呂合わせを作る ④過去問を解く ということでした。特に新たに参考書を買わず、自前の本で何とかやってきました。必要があれば、図書室にも本がおいてあるので、放課後に読んでいます。ところで、教科書を皆さんは熟読していますか?授業でいつも持ち歩いているから使った気になっている人も多いかも知れませんが、読み物として読み直すと結構知らなかったことがいっぱい書いてあります。 特に自分は今この本を読み直していますが、、思っていた以上に奥が深くて苦労しています。しかし、ちゃんと読めば読む程それだけ知識や考え方が身に付いていることを感じます。 新X線解剖学(改訂 第6版) そして、読みながら、自分は今までこういうインプットを全くおろそかにしてきたなというのを感じました。 学校になかなか機材が無い場合は、あるものを駆使して知ろうとしていくしかありません。自分はMRIのDICOMデータをstlファイルに変換して他科の先生にお願いして3DプリンタでABS樹脂の3Dモデルを作ってもらったりしましたが、臨床に即役立つ訳ではありません。 CAS(Computer Aided/Assisted Surgery)という分野で、主に整形領域で利用されているみたいです。日本で3Dプリンタで造形したリン酸カルシウム(かそれに組成のにた物質)の骨を使って、整形手術をするようになるのはいつになるでしょうか。 ちゃんとした知識を得る為には、先生のアドバイスと本が重要なんです。というか、時間的、空間的なアクセスで一番近いリソースを最大限使うのが、結局は効率が良く、授業や教科書を使えるところまで使うのがいいかな、、と思いました。 実習でお世話になった技師さんが、「 ...

国試向けに今やっている勉強について

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国試まで思うとあと3〜4ヶ月くらいしかなく、まずいなと思いつつ、他のことをやりながらダラダラやっています。。 真面目に「これをお前は勉強しなきゃダメなんだ」って義務感にすると、とたんに疲れてしまうので、遊びの要素を取り入れたり、情報を頭に入れる入口を色々考えています。 例えば、実習先の先輩がやっていたこととして、耳で聞く勉強があります。 「耳で聞いた情報は、目で見た情報より頭に残り易い」そうで、実際にそれを実践したところ、勉強がはかどったそうです。 そこで、昔もらった語呂合わせや全然読んでないプリントのたぐいを音読して、ボイスメモに残して隙間時間に聞くようにしました。 通学時間などに、教科書を開けない時などはこれを聞いていると、それだけでもある程度の勉強になることは分かりました。また、暗記知識を詰め込む時、語呂合わせや単語を覚える時にかなり使えます。 あとは、解剖学を重点的に復習しています。ある先輩技師が言っていたのは、「現場に出たら、解剖分からないと本当に苦労する」ということでした。 また、国試科目も、考える問題の場合は、解剖生理学の知識を身に付けると推測の精度が上がります。核医学や、治療、検査、画像問題等ですね。 こういった問題は、例えばアルブミンが毛細血管外へ出ない(くらい大きな粒子)で、膠質浸透圧に寄与することから、Tc-MAAの微粒子が肺の毛細血管を閉塞させることで、肺血流シンチにつながっているとか、 コロイド系がマクロファージに貪食されることから、スズコロイドが肝臓のクッパーだけでなく骨髄などにもとりこまれるとか、 Ca2+はリン酸カルシウムとして使われるか、筋肉代謝で使われるかで変わったり、(Ca2+が血液内で不足するとテタニーになる)また骨転移で、癌が骨内に出来ると、癌の代謝の為にCa2+やPO4が使われるとか、、それを利用して99mTc-HMDPという薬剤が骨シンチで使われるとか、 そういう感じで徐々につながっていくと思うのでした。 実際、基礎医学大要の国試の問題は30問近くあり、これを7割とると21点なので、他で楽が出来るし、その他の科目も出来るようになっていくと思います。 暗記分野は耳と手の両方で覚える。 あとは、辛いのに無理すると継続しない...

ライフサイエンス系の画像解析講座by Stanford University

無料で見れるStanford Universityの動画講座です。 医療系の画像情報をどうやって解析するかという点をプログラミング目線、専門家目線からスキルを身につけていくというものらしい。統計とプログラミングとライフサイエンスの知識が必要だとあります。 http://mvideos.stanford.edu/graduate#/Preview/Computer%20Science/true 見てみよう。

勉強に使えるアプリ

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医療系 Essential Anatomy 無料の 骨だけ見れるバージョン もあるので、そちらもおすすめ。ポジショニング分からない時は、これで角度つけてシミュレーションしてみるといいかも。ただ、正確な角度は分からないので見える骨から、だいたいの目測をつける感じになる。 原子核 原子核の崩壊の流れがビジュアルで見えるアプリ。nとかpを入れていくと、だんだん原子番号が上がり、不安定になると爆発するアニメーションを出して崩壊する。 OsiriX DICOM画像が自前のPCで見れる。DICOMに特化したビューワーです。もし実習とかで試し取りした画像を読み込みたい時とか便利。ただ、Macに対応していて、Windowsはどうだったかな。日本の杉本真樹医師が開発に協力していました。 Radiopaedia PCサイト ももちろん参考になるのですが、スマホアプリのバージョンもあって、各部位に関する読影の問題がパッケージになっている。全部英語だけど、読影の理由、病気の原因とか、そういうのも全部問題と解説になっているので、ちゃんと調べると面白いです。が、全然網羅出来てないです。アプリじゃないけど、 AuntMinnie とかもいいですが、ストックが多過ぎる。 英語:聞く側 BBC:英国の放送局。24時間ずっと流れている。たまに落ちる。医療はあんまり関係ないですが、時事ネタで流れるかも。 Umano:海外のアナウンサー系の人がひたすら英語でニュースを紹介してくれるアプリ。最近Goodbye Umanoという記事が流れていて、大丈夫かなとか思うけど、便利です。 YouTube:聞くだけなら動画のソースは結構山ほどあって、興味のある英語の音源を聞くだけなら、実はこれが一番いいような気がします。ただ、たまに落ちたりします。 iTunesU:海外の大学のRadiologyの動画が見れます。2009年くらいのものですが。 Coursera:これもMOOCSで大学の先生の講演動画が見れます。ただ、どちらかというと医療情報とかそういう系が多いかも。

レポートの原理や理論は、実験の目的、考察とリンクしていなければいけない。

多分学校の授業だからといって、適当にレポートを書いてしまっている部分もあるのだけど、句読点の付け方、脚注の付け方とか、枠をどれくらいに設定するとか、本当は色々あるんだけど、忘れてしまっている。 でも、まずはとりあえずは何をしたかったのか、何を伝えたかったのか、たとえやらされ感がある実験でも後から思い返して多分こうだったんじゃないか?が分からないと、意味が無いと思う。 原理や理論は、特に考察や目的とつなげる為の伏線である。 Practical Problem:現場の問題 Research Problem:実際に調べる問題 Evidence:それを裏付けする根拠となる証拠→これが理論であり、原理。 つまり、現場の問題を解決する為に調べる手法や問題設定があり、それを調べてどんな結果が得られ、それにどんな意味付けをするかがEvidenceだから、原理や理論をただ単にコピー&ペーストしてはっつければいい、というのは間違っている。学会のスライドの流れも何が前提にあり、それに対して解決しようとしたことはこれこれです。という流れになっているはずだから、その辺りは最低限シビアにならないといけない気がしている。 そういう論文の書き方とか伝え方を背中で示すことが余り出来ていないのだけど。

Evernoteで各疾患ごとのまとめを作る。

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もう少し、早めからやっておけば良かったなと思いつつ、、 飯塚病院さんの症例 とか、 Radiographica , Radiopaedia などの症例をまとめてみたりしています。 Evernoteはタグをつけることが出来ます。胸部とか腹部とかCTとかMRIとか。つまり、そのふせんを取り出せば、MRIの画像がある疾患だけ取り出したりも出来る訳です。 また、全ての疾患について頭の中で覚えていられる訳ではないので、覚えなくても、必要な時に読み出せるのは案外便利かも知れません。だんだんはまりそうな気がします。。 スマホやタブレットにも連携しているので、PCで書いたことを、あとでスマホで見ることも出来ます。邪魔じゃないところで、見直してみたり。 見ると、まだ10個しかないのがばれてしまいますが、、!昔のノートをさなげて今更思い出したりしています、、

テクネの半減期は?

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昔、その人は数年間ぶらぶらと学校にも入らずニートで、「俺は一生このままぶらぶらして過ごすんだ」と言っていた。 それから、入った学校は放射線科だったのだが、今程しっかり面倒見がいい訳ではなく、先生が自分が知っている通りに話したことを素人に毛が生えた程度の知識でどうやって覚えようか試験前になってギリギリ焦って悩む、そんな生活を過ごしていたそうだ。 そして、試験の無い日、授業が終ってからは麻雀。 麻雀が好きな人は本当に麻雀が大好きで、夜通しやっても全然飽きない人達ばかりだ。 今で言うと、こんな感じ? 昔はMRIもCTも無かったし、覚えることがそれほど多くなかったから、1年前に麻雀仲間から、こんなことを言われて間に合ったのだった。 「なあ、そろそろ勉強しないとやばくね?」 まあ、余裕だろうと思いつつ、その人は内心焦りを感じていた。皆そうだったっぽい。 それから、 麻雀の席で、試験問題を出すようになった。 前の人が 「テクネの半減期は?」 (6時間)と聞いてくる。 次の人が、牌を切りながら応えないといけないw その間に何を捨て牌にするか、ロンとかツモだと思ったらその場でロンとかツモとか言わないといけない耐久レースw その代わり、条件反射でめっちゃ覚えたそうだw その人は、 「あの時もっと早めに勉強していれば、こんなにあせらずに済んだのに」 といっていて、これから1年後に国試を受ける学生ももし勉強しないでいたら同じような目に遭うよと諭していたけれど、同じように失敗しないで済むだろうか?

1日で試験のまとめノートを作り、範囲の内容をインプットする方法

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試験前のまとめは大抵見開きの中にダイアグラムと→でつなぐようにしている。 どの要素に分解して考えると見開きの中で整理し易いかを考えてまとめると、短期決戦の中で1日だけでも簡単にまとめることが出来る。あとは、いかにどれだけ普段の授業を真面目に聞くことが出来るかにかかってくると思う。 普段の授業は、確かに眠いが、そこで自分の頭の中で自己再現出来なければ、知ったことにはならない。。だから、今知らないことが多いから、年末頑張らないとなんだけど。。 医用画像でまず重要なのは、まずは「画像」だ。その画像にはどんな種類があるかをまず一番上に書く。それから、その「画像」を使ってどんなことをするのか?について⇄を引く。授業用の資料を読み込んでみて、分かったのは、画像に対して行うことは、「画像処理」と「画像圧縮」の主に二つである。 この二つにまず⇄を引く。それらに関する詳しい内容が書けるように、下に余白が入るようにイメージする。 そして、画像処理、画像圧縮それぞれについて、またどんな「画像処理」「画像圧縮」の方法、種類があるのかを再び網羅する。 「画像処理」の"方法"は、画像処理の中の一つという意味だから、下位リストに書く。「画像圧縮」の可逆、不可逆については圧縮の"分類"だから、同じレベルで考える。 人に説明するとき、一般論から話し始めると思う。「医療の現場で使われている画像ファイルには、まずそもそも画像自体を作っているデータとそれを補足する医療情報が含まれている。」という一般論からまずは始める。「だから、一般の人からするととっつきにくいかもね」みたいな主観が入ってもいい。 言葉で伝えられない時は絵にする。また、授業でもらった資料の中で使えそうな概念図は流用する。ネットワーク層の違い、繋がり方の意味は、全体像で捉えると分かり易い。

あと一年で技師になるにあたって考えたこと

来年のことについて、色々考えていたので、暇な人は良かったら読んでください。 ①1年後に私は放射線技師になります。 よく先生が、「直前になって焦って勉強しても意味ないぞ」と言っています。 では、もし今、技師になった時、何が出来るでしょうか?患者さんと一対一になって。 誰もいないところで、ポジショニングや、撮影条件の設定や、パルスシーケンスの設定など一人で出来るでしょうか?ペーシェントケア出来るでしょうか? 消化管の実習で感じた焦りを仕事になれば毎日夜遅くまで感じます。 そんな時に、「学校で勉強してなかったから、分かりません笑」とか、言わないようにしないといけません。。。 ②色んな道がある とはいえ、技師という仕事そのものにうまくマッチするか、そもそもなれるのかも分からない不安もあります。 全ての人が試験に合格する訳ではありません。 進級出来なかったら、国試に合格しなかったら、就職出来なかったら、、色んな不安があり、今年以上に来年は厳しい思いをするかも知れない。そう思います。 まず学校の先生に相談するのが一番早いです。 主に、卒業後は、大学、病院就職、企業就職、が考えられます。 大学に編入して、より専門的な分野を勉強したい時は、夏に試験があります。 病院就職は秋頃から見学、面接が始まるようです。企業就職はもう少し早いかも知れません。 病院実習は、有る意味いい学生の選別でもあるので、準備しっかりしようと思います。 私も色んな情報を聞きかじってたり、色んな人のつながりがあるので、知りたい人は聞いてください。 また、もし、技師以外の仕事もやってみたいと思うなら、今のうちから、考えた方が良いと思います。 世の中は、一つの会社、一つの仕事だけをやっている人ばかりでもなく、色んな人がいます。 以前スラムダンクの作者に、今からでも漫画家になれますか?と聞いたところ、なれない理由はありません、とTwitterでリプライがきました。 だからどうしただと思うのですが、要は、本当にやりたいことはいつ始めてもよいと思います。 ③技師周りのこと ここ最近診療報酬体系がかわり、病院での長期入院が難しくなりました。また、厚生労働省も患者を病院から地域へ移行させようとしています。 入院から退院まで2週間以内...

3週間後に試験です。

1年生は、今まさに試験期間真っ最中で、内科学とか勉強しています。 2年生の私は、今はためてしまったレポートに追われながら、たまにこんな記事を書いています。 10月~11月にかけてわりと余裕があったので、あまり根詰めて勉強していませんでしたが、、 今回は6科目、超音波、MRI、放射線生物学、放射線撮影技術3、関係法規、医療情報学です。 座学で9~16時までずっと座って授業聞いてるのって、高校以来だな。。集中力がなかなか続かない。。(ある先輩は昔はっか油を鼻に塗って対処していた様ですが。。真似は出来ないなw) ぜんぜん関係無いですが、専門学校の方が色んなバックグラウンドの人が来ます。昼間の学校で3年の学校はあっても、夜間の学校は4年通うことになっているみたいです。詳しいことはあまりよく分かっていませんが、、

大学と専門学校で出来ることはそこまで違わないと思う

カリキュラムは正直やっている内容は同じです。ただ、大学の方が学生への面倒見は色んな意味で良さそうな気がします。 大学には各教授の研究室があって、学年が挙がればちょうど文系のゼミと同じようにその中で教授の指示に従って研究をやってみるということが出来るようです。 また、大学が海外の大学と関係があると交換留学の制度で留学に行ったりも出来る様です。そのまま大学院に行く人もいます。 あとは、学校にどんなモダリティがあるかによって、出来る実習も変わります。CTがある学校、リニアックがある学校、透視撮影装置がある学校などなど様々あります。ただ、より最新鋭の技術が学べた方が現場に出た時に面食らわないだろうと思います。 実習を自主的にやらせる風土の学校、まずは座学で勉強してもらおうという雰囲気の学校など色々あります。中には、学会で発表されている専門学校の学生、大学の学生もおります。 その辺りは自分でこんな研究がしたいと思えば、学校を問わず出来ることだと思います。 例えば、学園祭で一つ上の先輩がデジタルとアナログのDSAについて紹介していました。シャウカステンに反転露光したフィルムをつけて、カテーテルを挿入した場合の動きをコマ送りで見るようなことをやっていました。今年は、体動に対する放射線照射範囲の誤差測定をシミュレーションするということもやっていました。 自分で問題設定をして調べる能力があれば、どこでも調べてみることは出来ると思います。 私の場合は、1年次に、TeamLabBodyの共同開発をされた阪大の菅本先生に突撃インタビューをしてみたり、現場に役立つ医療アプリケーションを開発するコンテストなどに参加していたので、どちらかというとヘルスケア、医療×IT、情報よりに興味が向くようになりました。 放射線技術学会の分科会に画像解析や医療情報を取り扱う分科会もありますので、近いことは出来ると思います。ただ、まだ技師として現場でそのスキルがすぐ生きるかというと難しい様です。企業就職は重宝されるみたいですね。 ともかく、今はFacebookやTwitterなどのSNSもあって、メールやメッセさえすれば専門家にいつでもアプローチ出来る環境にあるので、色々動いて試しに聞いてみたらいいと思います。

勉強しないと。

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最近はレポートが多いです。  うちの学校は二期制で、9月の前期末と12月の後期末試験でだいたい成績が決まります。その為、12月まで若干時間に余裕が出るといえば出る。一方で再試験を受けている人はいつまでたっても気が休まらないかも知れないです。勉強に慣れてない人は特に大変だと思います。技師さんは医師以外では一番勉強する資格らしいですが、まさにそうだなって思います。  大学と専門学校は基本カリキュラムが同じです。また就職出来るかどうかもその病院がどの学校出身の方を採用したいか?によって傾向があるというのも聞いたことがあります。ただ、ある程度の基礎学力を見たいので面接がそろそろ始まる最高学年の9月くらいまでにはだいたい仕上げておいた方がいいのだと思います。  病院だけでなく、企業就職や編入学といった別の進路方法もあります。各モダリティのメーカーさんに就職したり、国公立の大学に学士編入するという手もあります。聞く限りそれぞれに大変な点があります。 ただ、やっぱり、まずは基本的なことを学校で全部きちんと理解してそれを実践で応用出来るようになることです。頭で分かっていても、、では仕方ないです。もう少し頑張ろうと思います。

MRIを勉強するのに使える書籍

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ある放射線技師さんから紹介してもらった書籍をいくつか入れていきます。 オススメは「MRI自由自在」という本で、MRIの理屈よりもまず診断脳を磨け!という 場合はとても使える本なんだそうです。が、まだ学校で診断のことまでやっていないので、買いしぶっています。 私が今買っているのはこんな本です。 ・    MRIの基本 パワーテキスト第2版―基礎理論から最新撮像法まで …基本の撮像方法について ・    NMRイメージング …MRIの基本原理について書かれています。理系大学でやるのもこんな感じなんじゃないかな。 ・   神経内科シークレット …脳神経科についてのトピックが沢山載っています。細か過ぎて全然読めてない汗 昔の大統領や有名人がどんな疾患で亡くなったかが末尾に書かれていて、結構面白いです。 ・    診療放射線技師画像診断マスター・ノート …若葉マークというのもあるそうなんですが、これもかなりまとまっています。 また、最近 MRIfan というwebサイトがリリースされました。現役の技師さんが投稿されている内容も数多くこれから出てくると思うのでチェックしてみて下さい! Amazon.co.jp ウィジェット

学校の授業だけでは、放射線技師にはなれないのではないか

試験対策を授業ノートを沢山書いて準備しました。 ある先生は沢山素振りをすることが上達し、知識を得るのに必要なことなのだ、と言いますが、野球のルールブックや技術本を見ながらDVDを見ながら素振りをして上手くなる人が何人いるでしょうか?お父さんと公園でキャッチボールして野球がうまくなるのでしょうか? また、プロ選手の試合を見て憧れて野球選手を目指すこともあるかも知れませんが、それにしても、やっぱりそれを体系化して教えてくれ、自分で真似て覚える環境が無ければ自分で技能修得することも出来ないんじゃないかと思うのです。 私の場合は卓球を中学校から始めていて、その時は誰も卓球を教えてくれる人がいなかったので、卓球王国という雑誌などを見て、何となく参考にしていましたが、大学に入って、インターハイに出場したことのある選手達がごろごろいる中でもまれてみて思ったのは、私が中学高校まで「素振りしていたあれ」は卓球では無かった、という実感だったのです。 ところが、基本的に、どんなレベルの学校であれ、授業というのはどうしても「ルールブック」や「技術本」の域を出ないと思います。国語の教科書は日本文学のさわりを示しているに過ぎないし、社会科の教科書は本当の歴史観をそのままでは教えてくれません。YouTubeのvideonews.comを見たりした方がためになります。 英語の場合は、沢山時間掛けて勉強しているのに、全くしゃべれない、あるいは苦手意識を持つ人が多いように感じます。私の場合は、学校の授業で買った英語教材を中学高校とひたすら暗唱したり、ディクテーションしていたおかげで、簡単な英語くらいは話せるようになりました。 つまり、本当にある一分野の専門的知識や技能を修得するには極めて足りないし、自分で得られた知見を高めていくきっかけもなかなか掴めないまま、、何となくサラリーマンになってしまう人が多いのではないでしょうか。。 放射線技師になるのだって、3〜4年ルールブックや技術本を見てそれをひたすら素振りするだけでは絶対分かりっこないです。それがどんな意味を持ちどんな文脈を持ち、どんんな身体的関係性(アフォーダンス)を持っているのかが分からなければ、実際現場に立って単純写真やCTやMRIやDSAや超音波など色んなモダリティが扱える訳が無いですよね。振るバットが毎回違うんで...

試験期間中です。

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今週から試験期間に入っています。 試験内容は CT検査学 放射線機器工学 放射線計測学 放射線物理学 消化管撮影技術 画像工学 上肢・下肢撮影技術 頭頸部撮影技術 MRI検査学 診断学 放射線生物学 といった感じです。 これらを1週間かけて行います。結構大変です。 僕が通っている専門学校では、3年制で、一学期内につめこんで一つの分野を勉強するので、一回の試験の重みがかなり大きいです。 取扱い主任者一種試験の勉強をしていた分のおつりと普段の授業ノートをかなり綿密につけていたおかげでまだ何とかなっています。

動画で見る一般撮影マニュアル(上肢・下肢編)

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私は、JSRTの回し者ではありませんが、、やっぱり学校の紙の教科書だけを見てもさっぱり分からないので、DVDを見て勉強しましょう。 こちら は特に上肢・下肢の全ての撮影法が掲載されていて、参考書としてはかなり使えます。 Windowsだけだという話だったのですが、iMac(デスクトップ)のCDドライブからパソコンの方にAir Dropで転送して使ってみても一応問題なく見れます。(機種はMac OS X 10.7) 是非是非参考にしてみて下さい。 おまけ:足関節正面像のシェーマ

放射線取扱主任者試験1種:今年の速報

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放射線取扱い主任者試験1種が終りました。合格通知ですが、10月に官報による公表か、原子力規制委員会のHPに実名が掲載されるとのこと。また、合格した人には合格証が送られてくるそうです。 いやー楽しみだなー(棒読み ここで、これまでの勉強してきて分かったこと、今後一種を皆さんが受けるときにこれをやっておいた方がいいよということをまとめていこうと思います。 過去問や他の資格の情報について こちら でまとめてみました。 そもそも放射線取扱主任者試験ってなんだっけ? 放射線取扱主任者とは、医療現場や工場などで、主に加速器や放射線核種を沢山取り扱う際に取得していなければいけない資格です。治療では、資格を持っていない人だと歯科医師さんや医師が主任者になることが出来ます。研究室でも必要になるそうですね。 亀田メディカルセンター より抜粋 何故かというと、放射線を発する物質は使用や廃棄に非常に厳格な取り決めがあり、素人に勝手にやらせてしまうと大変なことになるからです。 この資格は診療放射線技師を目指す人は取得しておくと、就職にも有利だし、将来現場で働く上でもメリットが大きいと思います。他にも放射線治療を行う上で線量計算をする医学物理士という資格が最近出来ました。 医学物理士を勉強する環境としては、首都大でカリキュラムを組んでいるそうです。 試験直前までの対策 さて、最初は、こちらの 問題集 を4月くらいに買いました。 ただ、その時は、まだパラパラと読んでみて、何となく過ごしていました。 私は専門学校で専門科目の勉強をしていたので、実際に本格的に勉強を始めたのは1ヶ月程前でした。 独学でやろうとしたら、まずは、どういう原理が絡んでいるのか、まとめながら文脈を掴むところから始めていくのがいいのかなと思います。 因みに、 マスターノート、重要問題集トレーニング は買いませんでしたが、あくまで参考書としてやりこむ意味では買ってもいいと思います。 6月に概論と問題集を買う。 過去問題集:解説と概論が一対一で対応しているけど、やや難解 概論:試験や過去問のマニアックそうな問題は大抵ここに書いてある(書いてないのもあるw) クラスで受ける知り合いが、読んでいる 放射線概論 と 過去問題集 を見たら...