あと一年で技師になるにあたって考えたこと

来年のことについて、色々考えていたので、暇な人は良かったら読んでください。

①1年後に私は放射線技師になります。

よく先生が、「直前になって焦って勉強しても意味ないぞ」と言っています。

では、もし今、技師になった時、何が出来るでしょうか?患者さんと一対一になって。

誰もいないところで、ポジショニングや、撮影条件の設定や、パルスシーケンスの設定など一人で出来るでしょうか?ペーシェントケア出来るでしょうか?

消化管の実習で感じた焦りを仕事になれば毎日夜遅くまで感じます。

そんな時に、「学校で勉強してなかったから、分かりません笑」とか、言わないようにしないといけません。。。


②色んな道がある


とはいえ、技師という仕事そのものにうまくマッチするか、そもそもなれるのかも分からない不安もあります。

全ての人が試験に合格する訳ではありません。

進級出来なかったら、国試に合格しなかったら、就職出来なかったら、、色んな不安があり、今年以上に来年は厳しい思いをするかも知れない。そう思います。

まず学校の先生に相談するのが一番早いです。

主に、卒業後は、大学、病院就職、企業就職、が考えられます。

大学に編入して、より専門的な分野を勉強したい時は、夏に試験があります。

病院就職は秋頃から見学、面接が始まるようです。企業就職はもう少し早いかも知れません。

病院実習は、有る意味いい学生の選別でもあるので、準備しっかりしようと思います。

私も色んな情報を聞きかじってたり、色んな人のつながりがあるので、知りたい人は聞いてください。

また、もし、技師以外の仕事もやってみたいと思うなら、今のうちから、考えた方が良いと思います。

世の中は、一つの会社、一つの仕事だけをやっている人ばかりでもなく、色んな人がいます。

以前スラムダンクの作者に、今からでも漫画家になれますか?と聞いたところ、なれない理由はありません、とTwitterでリプライがきました。

だからどうしただと思うのですが、要は、本当にやりたいことはいつ始めてもよいと思います。

③技師周りのこと

ここ最近診療報酬体系がかわり、病院での長期入院が難しくなりました。また、厚生労働省も患者を病院から地域へ移行させようとしています。

入院から退院まで2週間以内が当たり前?長期入院させてもらえない病院のウラ事情(ダイアモンド 2012年)

入院日数がどんどん短くなっている理由――DPCの謎―介護報酬とは異なる診療報酬の仕組み―(ケアマネジメントオンライン )

今までは、病院で看取ることが多かったのですが、これからは、在宅で看取ることが増えていくと言われています。

病院の役割は慢性期の患者さんの割合が相対的に増えていきます。(急性期脳梗塞の患者も慢性疾患の持ち主)

そういう意味で、長期的に患者さんを読影し診断するケースが増え、技師さんの役割と責任が大きくなるかも知れません。

あと、新しい技術でいうと、MRIとコンピュータ支援の画像診断が熱いです。

MRIのMAGiCというシーケンスはT1、T2、PDが一つの画面上に表示されるようです。どこかでYouTubeの動画が掲載されていましたので、探してみて下さい。

また、CADについては、個人情報をどこまでオープンにしていいのか、という問題に直面しています。歴史としてはそれなりに長いスパンで研究されてきたそうです。

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