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ライフサイエンス系の画像解析講座by Stanford University

無料で見れるStanford Universityの動画講座です。 医療系の画像情報をどうやって解析するかという点をプログラミング目線、専門家目線からスキルを身につけていくというものらしい。統計とプログラミングとライフサイエンスの知識が必要だとあります。 http://mvideos.stanford.edu/graduate#/Preview/Computer%20Science/true 見てみよう。

平成27年度放射線医学オープンスクール~最先端技術に触れる~

超お得だけど、京都なんだよなあ。。 ということで、今年は京都の放射線治療の現場について見ていくそうです。 日程 平成27年8月27日(木)~28日(金)   8月27日(木) 集合 11:30 JR京都駅(八条口新団体バスのりば)  8月28日(金) 解散 16:15 見学先施設 京都大学医学部附属病院 株式会社島津製作所(京都府京都市中京区) 京都大学医学部附属病院(京都府京都市左京区) 特別講演 「私と粒子線治療」  講師:辻井博彦先生 放射線医学総合研究所フェロー  放射線医学オープンスクール顧問 募集対象 放射線医学に興味を持つ医療系または理工系の大学生・大学院生 募集は サイト から見れます。8月まで応募出来るみたいだから行きたい人は応募するといいと思うんだ。

東京大学五月祭で本格的医療系企画があるらしい

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今日から日曜日まで、東大にて五月祭が開催されるのですが、そこで本格的な医療系企画があるらしいです。 医用工学、血圧・骨密度・体脂肪測定、その他、マイクロ手術体験、バーチャル心臓体験など色々面白そうな企画があります。 特にバーチャル心臓は最近Oculusなどで有名なHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を用いて、赤血球がもし心臓の中を巡ったらどんな気持ちか?を体験出来るやつみたいです。 なんだそれ ということで、行きたい方は是非 こちら から

デジタルヘルスについての記事を書いた。

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デジタルヘルスについての記事を書きました。 日本でも遂にデジタルヘルスがやってくるか?① http://medxit.tumblr.com/post/109002207399 日本でも遂にデジタルヘルスがやってくるか?② http://medxit.tumblr.com/post/109101367079/2 GHSについては、この前送られてきたJSRTの学会雑誌の一番後ろの方にも紹介がされていたので、良かったら読んでみて下さい。 要は、これまで増えてきた ヘルスケア の事業について、国をあげて仕組みを作ろうとしているようだし、みんな健康については凄い興味があるから、応援したいっす的なことを書いたのです。 今度2月7日に 医療×ITカンファレンス というイベントをやりますので、是非皆さん来て下さい。

MRIに関する勉強会が二つあるけど、一つも行けないので紹介だけしておこう

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①拡散強調画像(DWI)を、脳疾患だけでなく、体幹部にも使うBODY DWIとかDWIBSといった撮像方法があるのだけど、それに関する勉強会が2月14日にあるのですが、卓球関係の用事が2件続いているので厳しいです。 皆さん是非。 全身DWI検査の「具体的なパラメータ」「実際に撮像す るときの工夫や注意点」「読影ってどうやるの?」「臨床 医はどんな情報を欲しく思っているの?」について特集し ます! また、ADCとcDWIに関する最新情報もお伝 えしま〜す! ②Image Jを使ったMRI画像の編集ワークショップがあるようなのですが、大阪なので、交通費で二の足を踏んでいます。関西の方は是非。

まだまだCADが日本で普及するのは先のようだ

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昨日第8回 次世代コンピュータ支援診断ソフトウェア臨床使用・評価プラットフォーム研究会 という会に途中参加してきました。 <何故参加したのか?業務の自動化が進みコンピュータにやらせる仕事が増えるのではないか?> 出典: panasonic 薬剤師さんが12分で処方箋から必要な薬剤をまとめ梱包している業務もどんどん自動化されているそうです。人がやるより機械にやらせた方が人件費を削減出来、会社としての売上げも上がる。今後どこでも人が出来ることを機械に代用させるようになるでしょう。 出典: flickr 撮影の方法がどんどん自動化されている中で、放射線技師が行う業務の幅も小さくなっていくのではないか? そう思い、ならば、実用化される前に先にCAD(コンピュータ支援診断)について触れておき、いつ導入され始めても大丈夫なようにしておこうと思って参加してみました。 <CADの仕組み> CAD(コンピュータ支援診断)自体は昔から研究されてきたテーマですが、コンピュータの処理能力が高まる中で、技術的にはいつ実用化されてもおかしくないと思います。 また、 CADといいますが、あくまでコンピュータに診断の補助、支援をしてもらっていて、実際に診断を行うのは人が行います。 出典: Wikipedia 今回の研究会では、脳動脈瘤や肺結節など比較的症例の多いものに焦点を絞っており、 3T MR装置で3D-TOF法によって撮像された頭部MRA画像や、MDCT装置で撮像された胸部CT画像などを用いて支援診断を行います。 CADのベースとなる技術は機械学習というものです。機械学習とはコンピュータがデータの中から役立つルールや判断基準を見つけ出すことです。 これを応用すると、例えば、あるしきい値をもとに、結節であるとか瘤であるといった確定診断が行い易い病変に対して、病変(TP)と間違い(FP)をコンピュータが判断してくれるので、人が読影や診断がやり易くなるのです。 <日本ではまだまだ"今迄通り"の方がコストが少なくて済むのかも知れない> 問題は、恐らくどう導入していくかでしょう。まず、自分達の病院で導入する為には、倫理委員会に通さなければいけない。それから実際に導...

【8Beat セミナー】終末期医療の現在とIT 〜八王子からの報告〜

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八王子のコワーキングスペース8beatさんで、 終末期医療の現在とIT ~八王子からの報告~ というお題で医療×ITについての講演会が開催されます。 以下、イベントの紹介文より 医療とITというテーマが語られ始めてから既に長い年月が経っていますが、その具体的な個々の取り組みに関しては、一般には余り知られていません。 そこで、八王子で24時間医療体制の中で日々苦闘されている松本クリニック院長の松本清彦氏に、まず在宅医療の生々しい現状について報告して頂きます。その上で、この現状に対して、ITで切り込むべく八王子医師会と東京都が試みている「あるプロジェクト」の概要について報告して頂きます。 しかし、事態は単純ではありません。この報告はマスコミが喜ぶような「成功事例」ではなく、八王子という地域で医療従事者と在宅患者が苦闘している現在進行形の「中間報告」です。松本医師は、現状の報告と同時に様々な問題点をも率直に語ることになるでしょう。従って、今回のイベントは「地域医療のあり方をITを切り口にして一緒に考えていく」という性格にならざるを得ません。地域医療が直面している事態の深刻さと困難さに対して、松本医師とご一緒に呆然として頂ける方々全てにご参加頂ければ幸いです。 私自身、去年医療×ITのコンテストに参加したり、GEのヘルシーマジネーション、ヘルスケアハッカソンなどに参加したりして、医療×ITの紹介事例をいくつか聞いてきました。 ただ、実際に、現場の方がITでどれだけ切り込んでいるのか、学生だからといって表面上の話しか、うわべのいいところだけしか、知れてない知ろうとしてなかったのではないか、そんな気がしています。 今回のこのイベントはそんな医療がITとどう寄り添っていくのか、について答えのない問題を一緒に考える、そんなイベントになると思っています。 是非参加してみて下さい! URL: http://8beat.tokyo/%E3%80%908beat-%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%80%91%E7%B5%82%E6%9C%AB%E6%9C%9F%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E3%81%A8it%E3%80%80%E5%85%AB%E7%8E%8B...

RSNA2014(北米放射線学会)の特集:MRIの歴史がまた一つ塗り替えられる?

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MRIFan さんの方で、今年のRSNAのレポートが取り上げられています。RSNAは今年100周年を迎えるということですから。1914年からアメリカで放射線診断が行われていたことになりますね。 レントゲンが1890年代にX線を発見し、翌年には増感紙と感光板が開発されています。それから、エジソンがタングステン酸カルシウムを用いたSFシステムを開発していたことがあると聞いています。多分エジソンその辺りで絡んでいるんではないだろうか? ところで、この記事を書かれている高原先生は、私自身も大変お世話になっていますが、記事を読むだけでもMRIが本当に大好きだっていうことが伝わってきます! 今回はGEさんがMAGiCという撮像技術を以下の記事(その4)では紹介しています。 「MRIの常識が覆る」半端ない技術のようです。 今まで様々なシーケンスが開発されてきて、違うTEのエコー、違うTRのエコーを組み合わせてきたと思います。 異なるTEのSEを用いてT2時間を求め、異なるTRを用いてT1時間を求めれば、T1強調、T2強調、プロトン密度それぞれの画像を計算で求めることが出来る。 MRIが見ているのは、細胞組織の核スピンの向きの変化を信号化しているので、特定のT1,T2の条件において信号強度の値が正確に計算で求められれば画像化出来る訳ですね。これを Synthetic MR と呼ぶようです。 今後将来的にMRの撮像は、Synthetic MRとDWIとMRAくらいになるんじゃないか、と予測しています。これ先生知ってるのかな。。?@_@;;; ある本に、「MRIの技術はこれ以上発展しないだろうと何度も思われてきたけど、その度に新しい技術が開発されてきたから、これからもまだまだ可能性があるんじゃないか?」ということが書いてあったけど、まさにそんな感じですね。 (MRI Fanから) RSNA 2014 その1 祝100周年 RSNA 2014 その2 レントゲン博士のWelcome Speech RSNA 2014 その3 100年を記念したプレシデント・アドレス RSNA 2014 その4 超大衝撃 GEのMAGiCとは?   RSNA 2014 その5 GE MR SIGNA Returns! RSNA 2014 その6 シーメン...

JSRT関連イベント

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11月8日にJSRT東京部会の 秋季大会 が駒沢大学にてあります。 今回のテーマは 『早期診断と低侵襲治療の最前線 ~患者にやさしい放射線技術を求めて』 となっているので、いかに被曝を低減して、早い段階で診断を行っていくのかについて 話されると思います。 その前日にも東京部会のセミナーが夜にあるそうです。事前申し込み不要だそうなのですが、Web上の紹介が無いので、聞いてみるとよいかも知れません。 また、11月16日に関東MRセミナーなるものがあり、画像系のスキルを身につけられるそうです。かなり貴重な機会。 また、今週は JSRT本部の大会 が札幌にあり、そちらは Facebook や アプリ を用いての大々的なお知らせを行っている様です。実行委員の小笠原さんがかなりはっちゃけています。。 <参考> JSRT東京部会セミナー JSRTセミナー

JSRT日本放射線技術学会東京部会の春期のまとめ(途中)

5月に見学した日本放射線技術学会東京部会春期の 予稿録 があがっていました。 多分予稿録みたら、どなたがどんな発表したか分かると思うので、メモしたことをもとに、どんなことが話されていたかをまとめてみようかと思います。 ①X線CTの日常検査について 医療現場のリスクマネジメントを考える上で、Joint Comission International の観点から考えるのが有用ではないか。 リスクマネジメントの方法:4M-4E法、メディカルシーバー、なぜなぜ、PMシェル ②新型CTで逐次近似法を用いて被曝低減 Aquillion PRIMEにモダリティを変更したため、プロトコルを疾患別に策定する。 (疾患別のプロトコル:各技師にどう使ってもらうか周知徹底が必要) モダリティが変更しても画質の担保出来る様にする。係数・業務時間も考慮。 AIDR3D:スキャンプランに組み込むことが出来、AEC、心電図、呼吸同期、Dual Energy Scanも可。 生データと画像データ上でノイズ処理を行う。 prospect/retrospectなデータを得易い。(拡大、MPRは個人のスキルによってしまう) ストリークアーチファクトの減少 CTDIvol(CTDIw/CTピッチ係数)の比較。品質管理の必要性 胸部ルーチン(4~50%):アキシャルのみの再構成(サジタル・コロナルetc)。SNR,CNR。 小児胸腹部:(30~40%) 頭部(20%) 頭部20~30%のDose Reduction:脳脊髄液・白質での雑音 ・・・CNR×診断能×SNR 頸部17%のDose Reduction ③Perfusion CTのモデリング 脳灌流などを見るCT Perfusionの定量性を見る。人体に近い血流モデルをファントムを用いて行う。 分布:A×B=C(C:ABの分布が同じ) 伝達関数:a(t)×h(t)=Q(t) a(t):動脈入力関数、h(t):伝達関数、Q(t):脳組織 ガンマ分布に依存。矩形・三角関数の畳み込み Howard:指示薬の時間濃度曲線:動脈入力関数・脳組織のTDC(時間濃度曲線) 2つのパラメータ:形状のα母数・尺度のβ母数 動脈のTDC: CBP:60ml/min (CBP:Cere...

【Jam the World】ベテランママの会

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先程たまたまJ-waveの jam the world [Heart to Heart]で放射線に関する話があったので書起してみる。jam the worldはたまにしか聞かないのですが、ピストン西沢さんのGroove Line Zとは真逆のとても真面目かつ重要な論点を掘り出すラジオ番組です。 ベテランママの会 の番場さんと津田大介さんのインタビューコーナーです。 番場さんは、南相馬で暮らす家族の為に生活を助ける為に活動しています。最近南相馬の方々向けに小冊子を作成したそうです。普通の方はあまりにも放射線に対する知識が足りない。 例えば、 カリウム40 など身体の内部に存在する物質は、全身に分布するセシウムなどよりも原子単体では高いエネルギーの放射線を放出します。放射線は自分達の生活の中に関わっているのだということを知るべきだと。 カリウム40の放射線はセシウムのγ線の約2倍程度。 (Ge検出器の1260~1560kevの間にセシウムのサムピークとカリウム40のピークが存在する。 NaIでは検出出来ていない) 出典は CNICタニムラボの福島県飯館村の土壌測定 こうした冊子を作成する為には専門知識が相当必要。お話会をもとに、デザイナーが冊子デザイン。また、監修は放射線に詳しい先生がされているそうです。 よくおきがちな誤解は、福島だけが汚染されている偏見。内部被曝・外部被曝の違いが分からない。などということ。SNSでも風評被害を助長するような書き込みが頻発しているようです。 過去の地図を参考にしながら、実はもともと西日本の方が自然放射線が高いこと。地面(Rn)、宇宙の自然放射線によっても被曝していること。世界の年間被曝量は日本が実は低い(2.0mSv)ことなど。が冊子に書かれているみたいです。 南相馬以外の方が読んでもためになる冊子。 ベテランママの会 で検索すれば出てくるそうです。 <参考> 番場ゼミナール・番場ブログ【ごくせんブログ】

マイナビさんで放射線技師の学生向けイベントがあるらしいですよ。

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8月にマイナビさんがコメディカルの学生向けに イベント をやるらしいです。全国でやっているので、良かったら参加してみて下さい。 ■マイナビ主催【リハビリ職・医療技術職 就職セミナー】 2014年8月3日(日) 13:00~17:00 (12:30~13:00 就職スクール、13:00~17:00 ブースエリア) http://job.mynavi.jp/conts/ event/2015/w/reh_iryo/tokyo_ 08/index.html 会場:マイナビルーム パレスサイドビル2F 東京都 千代田区 一ツ橋 1-1-1 (最寄駅:東西線竹橋駅直結) ■参画病院 ・IMSグループ(板橋中央総合病院グループ) ・医療法人社団栄悠会 綾瀬循環器病院 ・戸田中央医科グループ(TMG) ・医療生協さいたま 埼玉協同病院 ・上尾中央医科グループ ・東京慈恵会医科大学 ・医療法人徳州会 東京西徳州会病院 ・千葉メディカルセンター ・医療法人社団KNI(北原国際病院・ 北原リハビリテーション病院・北原RDクリニック ・医療法人社団広恵会 春山外科病院 ・城南福祉医療協会 大田病院 ■参画病院の詳細(採用対象専攻など) http://job.mynavi.jp/conts/ event/2015/w/reh_iryo/tokyo_ 08/index.html ということらしいです。去年、医療アプリ開発コンテストで、マイナビさんに大変お世話になりました。 これまで、就活メディアは四年制大学の一般就職向けの活動が主戦場で、医療系は手つかずだったのですが、最近は薬剤師、看護師の方まで手が伸びてきていて、ついにコメディカルも参戦、という感じですね。ということで、都合があいましたら、是非行ってみて下さい。

MED プレゼンテーション@日本科学未来館

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昨年、 MEDプレゼン2013 に招待して頂き、見学しました。 計13名の方がこのMEDプレゼンで医療従事者として第一線で活動していることについて心からの熱い意見を交わしました。 この MEDプレゼン は、医療界で意欲的に活動されている人達を紹介し、医療について本気で考えるイベントです。途中まで書いて道半ばなのですが、知っておく必要はあると思い、掲載しておきます。 ①五島朋幸先生(ふれあい歯科ごとう 院長):食べること生きること〜最期まで食べられる街づくり〜 ・口腔環境を改善し口から食べてもらうことを目指して活動している。 ・歯科医師として入れ歯をつけてもらう。口腔ケア、機能訓練といった活動をとってきたが、歯科医師としては限界がある。 ・そこで、新宿という街を中心にして、口から食べられる環境づくりを進めていこうとしている。(新宿食支援研究会) ・新宿食支援研究会の主な活動は食を知ってもらう。食のネットワークを作る。食支援の活動で改善結果を出すことである。 具体的な活動はホームヘルパーさんに食事啓蒙をしたりSSK-O(食形態判別表)の作成、新食研勉強会、連携シートプロジェクト「そしお」調査班などの活動、ハッピーリーブス(地域食支援)、ミラクルズ(食支援マッサージ)、ファンタジスタ(食改善チーム)の活動がある。 新宿区は322802人住んでおり、19.7%が高齢者。63495人が高齢者である。チーム医療・地域一体型NST・多職種連携などで対応しようとするには限界がきている。口腔ケアによる患者さんの食事改善を「見つける、つなぐ、結果を出す」のプロセスでよいサイクルを作っていきたい。 この活動には介護職の方々の存在が欠かせない。Skill and Mindが分かる人としか連携出来ないだろう。 ②田村佳奈美先生(かとう内科クリニック 管理栄養士)被災地福島から笑顔を!〜地域でのチーム活動〜 現在福島県いわき市でフリーランスの管理栄養士として活動している。以前は病院内のNSTチームとして勤務していたが、震災をきっかけに避難所での「食」の問題に直面したことがきっかけでフリーランスになった。 避難所の「食」の問題 ・栄養の不足:パンやおにぎりなど炭水化物が中心の食事→エネルギー過多、タンパク質...

「健康・医療のパーソナルデータ」~利活用と保護のバランスをめぐって~(慶応義塾大学協生館)

慶応義塾大学協生館にて3月11日に「健康・医療のパーソナルデータ」という講演が開催されました。将来、もしかしたら、ビッグデータ的なものを扱うかもと思ったので、概要を知る為に来ました。 13:00~13:10:黒岩祐治(神奈川県知事)のご挨拶(ビデオレターより) 今後、人工ピラミッドは崩れていく。高齢者人口が増加する為、これまでと同じマンパワーでは活動出来ない。 日常の食事・運動(エクササイズ)による個人の健康管理+病気の治療経過を組み合わせていくことが今後必要になる。 その上で、前提となる考え方は、健康と病気の二元論の脱却である。未病の概念:未病の状態から治していく。 これらを最先端の技術を駆使して解決していく。 IoT(Internet of Thing)を医療に活用することも出来る。 TOTOのガスセンサーや声のセンサーなどで、身体だけでなくメンタルの状態を確認することが出来たり、 ウェアラブルバンドによって(丸いわっか)身体のバイタルサインを感知することが出来る。従って、 人間ドックに行かなくても未病の状態から治すことが出来る。 おくすり手帳の電子化:薬の調剤データを電子記録し、いつでも情報確認出来る(PHR:Personal Health Record) 個人データと切り離された大きなビッグデータとして情報を蓄積することで 食事データ・調剤データ・運動データ、遺伝子データを見ることで、医療の個別化を目指す。 経済の新しい産業となりうる。持続可能なエコシステム。 村井純先生 パーソナルデータを理活用してどうアプローチしていくか。 人間から集まるデータ、専門職から集まるデータ。 Twitterで蓄積されたデータ、車の移動で蓄積されたデータなどがライフラインとして 機能し始めている。強い力を持ち始めている。(実用化は2~3年前から) ①医療からのアプローチ、②個人からのアプローチ SFCではこれを考える為のビッグデータ、データサイエンティストとしての必修科目の体制を来年度から作った。 ①COI-T(Center of Innovation) All慶應で医療ビッグデータを解く 医学部、病院、理工学部、SFC 特にEHR基盤...

日本GEヘルシーマジネーション

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先日、GEヘルスケアジャパンが主催する第26回ヘルシーマジネーション@赤坂に参加しました。 ヘルシーマジネーションとは、GEの戦略の1つとして、Healthについてより身近に考えてみようという試みで、医療コストの削減、医療へのアクセス拡大、医療自体の質の向上に向けた取り組みです。概要は GEのHPから確認出来ます。 川上 潤氏(日経BPのHPより拝借) 祐ホームクリニックの武藤真祐氏(祐ホームクリニックのHPより拝借) GEヘルスケア・ジャパンが年1回開催しているセミクロ ーズドのイベントで、通常は、招待者以外は中々参加できないので すが、今回GEヘルスケア・ジャパン様のご厚意で参加させて頂けることになりました。今年のヘルシーマジネーションについては、 日経BPのHP から確認出来ます。 スピーカーは 祐ホームクリニック 理事長 武藤真祐先生とGEヘルスケア・ジャパン代表取締役社長 兼CEO 川上潤氏です。 今回のテーマは今後高齢化が更に進む日本社会において、在宅医療システムをどうやって導入していくか、現状の実地調査と実用化の可能性について話を伺いました。 まず、「高齢者とそのご家族の健康意識に関する調査 調査結果」をもとに高齢者(60代以上)とその子供世代(4~50代)の意識傾向、在宅医療を受けられる状態にあるかどうかについて検証しました。 現在生活されている高齢者の方々の中で、 60代がアクティブシニアで高齢者の中でも健康的で活力もある。 ちょうど仕事をリタイヤしたばかりの方々も多く、まだまだ元気である。 例えば、会社で経理をやられていた方がリタイヤ後にNPO法人の経理等をやってみたいと思ったとする。しかし、どこにそんなニーズがあるか分からないので、毎日犬の散歩で終ってしまう。社会貢献活動の参加意欲のある人は一定数いるので、60代の方々の引退後の生活で行動変容をする為の施策は必要である。 インターネットやデジタル機器などテクノロジーは人と場所を飛び越えるので、それをいかに有効活用していくかは健康維持にとっても大切なテーマになる。 70代〜80代にかけての生活でいかに日常生活を意欲的に取り組んでもらい、長く健康でいてもらうか?一次予防してもらうかが、健康長寿の上で大切になる。やりがいのある活動があれば...

放射線OSSに行ってきます。

放射線オープンスクールという医師のキャリアパスを考える医学生の会と公益財団法人 医用原子力技術研究振興財団が共同で企画しているツアーがあるらしく、今回それに参加します。今さきほど東京駅を出て、栃木の東芝メディカルシステムズさんに見学に行きます。 詳細は こちら 。

10周年記念大会 第23回【Medical Imaging Forum】~乳がんの発見・診断から治療まで~

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7月6日(土)に三井ガーデンホテル柏にて、上記のイベントがありましたので、学生として参加しました。学生は無料で入ることが出来ました。因みに途中参加です。。つまみ食い的な参加で済みません。。 テーマがテーマだけに 女性の参加者がほとんど でした。。マンモグラフィーは最近女性の技師さんを求めているということですが、見知らぬ男性が乳房をいじるのは抵抗感があるのかも知れません。 ①乳房超音波〜検出と判読〜(住友病院 診療技術部 尾羽根先生) 超音波エコーによって乳房の悪性腫瘍などがないかを診断する際のコツを紹介。 ・判読は個人の感覚に寄ってしまう。あたりの付け方は決めておくべき。線維腺腫なのか乳房がん細胞なのかは所見で判読出来ない場合があるが、 それでもきちんとエビデンスをもって診断した時に正しいか間違ってないかの確認は必要 である。 悪性腫瘍の検出の方法(メモ) ・乳房組織の引き攣れは悪性腫瘍の可能性が高い。違う断面で見え方が違っても診断の再現性がある。 ・病変の周りに石灰化があるかどうかの確認は必要。 ・マンモグラフィーを撮影するときは、被験者によって個人差があるので、乳房の圧迫固定の仕方、やり方を考えて、検出し易く、見易くする必要がある。 MMG(マンモグラフィー)の症例にもカテゴリーがありカテゴリー1〜6がある。 一番難しいのは カテゴリー3(良性だけど悪性の可能性もある) であって、きちんと判読しないと誤診の危険もある。(マンモグラフィーのカテゴリーについては こちら を参考下さい) 悪性を疑う所見は、 周囲の豹紋像と比較して大きい、同じくエコーレベルが低い など。。 ただ、事前情報がないとスクリーニング検査でも同じように認識出来るわけではない。てか、 ほぼ無理。 まずは低エコー部分に気をつけるべし。。疑心暗鬼になるといつまで経っても検査が終らないぞ。 超音波の基礎を知りたい方は こちら でざっくりまとめてみました。。。 ②トモシンセシス撮影の有用性について (県立静岡がんセンター 画像診断科 伊東先生) 経過診断をするので、マンモグラフィーの撮影事例はどんどん増えている。 スライス厚・圧迫圧・被爆量などの運用上の問題も考察していました。 圧迫圧はIECの基準で200Nまで、JISで確か150Nでし...

3TでMRIを撮影すると画像がくっきりするのか??

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先日お邪魔させて頂いた AZE展の優秀賞の一つに「 3T-MRIを利用した脳神経Multi Volume画像 」というものがありました。 翠清会 梶川病院の大屋先生という方の 発表でした。 より分かり易いイメージの為にAZEさんのHPから拝借させて頂きます。 3T-MRIにより脳神経の様子を分かり易く捉えることが出来る(AZE展発表ページより) こうした画像により、脳神経のレイアウトを正確に捉え、患部を治療することが出来る そうです。が、まだこれだけ見てもちょっと分かりません。。 MRIとは核磁気共鳴法(Magnetic Resonance Imaging)のことで、おおまかにいうと、 原子核のスピンにより磁石の性質を持つようになる物質を用いた医療画像の撮像法です。 これまで、X線画像ではアーチファクトの関係から確認出来なかった脳の灰白質などの 軟部組織の様子もしっかり捉えることが出来るようになりました。 脳のMRI画像(wikipediaより) ここで、磁気が関係してきましたが、1.5TのMRIより3TのMRIの方がより明確な撮像が出来るということみたいです。 ここで電子工学が絡んできますね。Tは磁束密度の単位。1T=10000G(ガウス)。ピップエレキバンが1300G程度なので、ピップエレキバン約8個分くらい。それほど大きな磁力でもないのです。 そもそもMRIってどうやって撮像(MRIは撮影でなく、撮像といいます)しているのかというと、身体を構成する成分から水素の励起信号だけを取り出しているのです。 42.58MHz/Tという周波数のRF信号を照射することで、身体の中の1Hが励起して、核スピンのベクトル総和が変化します。このベクトル総和の変化(磁化、緩和現象)が、MRIの信号となるのです。(よく電子レンジと原理は似ていると言われますが、電子レンジのように身体を熱くしないようにJISで取り決めがあります。) もう少し詳しくは こちら からどうぞ。 電子工学に関連して単位は こちら のサイトをご覧下さい。 こちらの 翠清会 梶川病院というところは、脳神経疾患の治療に特化した病院で、チームでかなり力を入れて頑張っているみたいです。広島県にあるようです。 病院のサイ...

AZE展最終選考会(6月8日)

株式会社AZEという医療ワークステーション周りで実績のある会社があります。 この会社は近年拡大しつつある医療系画像システムの業界で、高機能製品の提供と保守サービスを行っており、海外の病院でも活用実績があり、凄い会社です。 そんな中、技術研究を重ねる為に、「ワークステーションを使用した画像(解析)の臨床的有用性を高め、最良の画像(解析)を生み出し、ボリューム画像(解析)の普及と地位向上を図る。 」を目的に、AZE展というコンテストを開催しているそうです。 詳細は 会社HPから 見てみて下さい。ちなみに実際の画像は こんな感じです。凄い。 <概要は こちら > 目 的 ワークステーションを使用した画像(解析)の臨床的有用性を高め、最良の画像(解析)を生み出し、 ボリューム画像(解析)の普及と地位向上を図る。 スケジュール  応募期間 2012年12月17日~2013年2月22日  一次審査結果発表 2013年4月12日(予定)  最終選考会(口演) 2013年6月8日 注:諸般の事情により、スケジュールが変更になる場合がございますので、予めご了承ください。 最新の情報は弊社ホームページをご確認ください。 AZE展2013に関する問い合わせ先: 株式会社 AZE(アゼ) AZE展2013実行委員会事務局 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館13F AZE展専用E-Mailアドレス: aze-ten@aze.co.jp 電話番号: 03-3212-7721 (代) ホームページ: http://www.aze.co.jp/

モバイル医療画像実践セミナー:iPadとOsiriXで医療ICTの進化を体験しよう(5月25日)

最近知った医用画像加工ソフトとして Osirix とPACSというものがあります。あとは株式会社AZEさんが作っているAZE Virtual Placeでしょうか。。 そのOsirixのセミナーというものが北海道であるらしいです。iPadやアプリ上で身体の内部の画像を加工したものを閲覧出来るというもので、実際に動かしてみるなどするそうです。 セミナー『モバイル医療画像実践セミナー: iPadとOsiriXで医療ICTの進化を体験しよう』 2013年5月25日(土)14:00~ iPadと医用画像解析アプリOsiriXを中心した 医療ICTの進化をご案内します。モバイルとアプリの医 療画像活用や、OsiriXの臨床応用、あたらしい医療 情報システムなどを、実際の導入事例などもあわせてご紹 介します。 ≪プログラム≫  14:00~18:00 開会のご挨拶   -株式会社ノーステック AP営業課 1.iPad/ iPhoneを利用した医療業様向けコンテンツの紹介  -KDDI 株式会社 ソリューション北海道支社- 2.医用画像解析アプリ『OsiriX』の最新動向とP ACS構築  -有限会社ニュートン・グラフィックス代表 菅野 忠 博氏- 3.『OsiriX』導入ユーザー様事例発表 4. 講演:  ーMITT 代表取締役 土本 正氏 5. 講演:プロが教える『OsiriX』臨床活用と3Dプリ ンタによる     臓器質感造形  -神戸大学大学院医学研究科特命講師 杉本 真樹氏- ということだそうですよ。