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国試お疲れ様でした。

国家試験お疲れ様でした。ここ数年難易度が下がっている傾向にあり、今年はどうだったのか気になります。診療放射線技師の求人自体はどうも今後そこまで伸びないのではないか、という話も聞きます。合格者を絞る為に急に難易度上がる、ということも考えられなくはないですね。 自分は国試の当日どうだったかというと、緊張はしていましたが、センター試験など経験していたので、ごはんものどを通らない程、、ではありませんでした。午前の感触で午後も頑張れば、いけるのではないかと思っていました。というか、終わったものは仕方ないと。 友達と「あれ、過渡平衡ってどれだったけ?」みたいな会話をしていた覚えがあります。治療の話でした。MRSの問題が出て、さっぱり分からなかった記憶があります。大学だとそういうのしっかりちゃんとやってるんでしょうか。とりあえず回答を先生に渡しました。 卓球の強い大学が会場だったので、昼に卓球場の入口までのぞいてみたりしました。仏教系なので、五重塔みたいな建物や寺院みたいなものがあって、面白いなあと思いました。因みに駒澤とは卓球で長年のライバルであります。 終わってから、友達と赤羽のホルモン焼肉で夕飯食べて、キンキンのビール飲んだらあっという間に酔っぱらってしまったのを覚えています。「お前まだ一杯しか飲んでねえだろ」って言われて。みんなちゃんと合格してるか、明日のことが不安だったでしょう。僕も不安でした。 自己採点したら、だいたいみんな大丈夫だったのですが、難易度的にもラッキーだったのかも知れません。因みに就職してみると、先輩達もみんな国試前後はびくびくしていたみたいです。 とりあえず今はここまで頑張った自分を、友達を、先生方をねぎらってあげてください。

国試前は自信と健康管理と当日の会場までの道のりの確認

国試が迫ってきていますね。 もうここまで来たら、そこまで急激に実力は上がらないので、何となくおぼろげになっている暗記知識の確認とか、一度まとめたけど本当に理解出来てるかなという内容をもう一度確認しましょう。 出来れば、1人でやるよりも、仲のいい友達と一緒に問題を出し合ったり、重要な内容について誰かに説明してみることをおすすめします。意外と自分の言葉で話そうとすると難しいです。 技師の国試はマーク形式ですが、いざと言う時に選択肢で迷うということは、やっぱり理解が及んでなかったんだな、、と思います。正直大学受験の時よりも点数割合は落ちました。 ここまでやってきたんだから、あとはもう大丈夫だ、という自信を持つことですね。勉強の準備に不安な人は根拠の無い自信を持ちましょう。 あとは、健康管理ですね。都内でもインフルエンザが警報になるほど流行っているので、不用意な外出を避けて、出来るだけ早めに寝る。 そして、当日会場までどうやって行くかは先に調べておきましょう。自分は前々日くらいに下見に行きました。当日乗り換えとかに迷うと地味に焦りますから。 都内に通っていた自分は会場が大正大学でした。JRの板橋駅か、都営三田線の西巣鴨が最寄りです。西巣鴨の方が近かったです。門構えがあるのと、駅から似たような人が歩いているのでそれで分かるかと思います。 当日は焦りますが、会場はだいたい同じ学校の人で列が並んでいたりするので、そこで緊張をほぐしたり、試験前に誰かと話したりするといいですね。

【残り89日】めどがたってきた勉強と就職戦線

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今日は、業者試験を受けてきました。結果は128/200でした。10月〜徐々にペースアップして頑張ってきた勉強ですが、成果が点数として徐々に現れました。 7割以上とれている科目もある一方で、点数の多い科目でまだまだ全然点数がとれていないので、ここ1ヶ月はそればっかりやってもいいかなと思っているくらいです。それであと20点位はとれますね。 具体的にやってきた勉強は、 ①学校の授業を集中して聞く ②学校の教科書を一から読み直す ③語呂合わせを作る ④過去問を解く ということでした。特に新たに参考書を買わず、自前の本で何とかやってきました。必要があれば、図書室にも本がおいてあるので、放課後に読んでいます。ところで、教科書を皆さんは熟読していますか?授業でいつも持ち歩いているから使った気になっている人も多いかも知れませんが、読み物として読み直すと結構知らなかったことがいっぱい書いてあります。 特に自分は今この本を読み直していますが、、思っていた以上に奥が深くて苦労しています。しかし、ちゃんと読めば読む程それだけ知識や考え方が身に付いていることを感じます。 新X線解剖学(改訂 第6版) そして、読みながら、自分は今までこういうインプットを全くおろそかにしてきたなというのを感じました。 学校になかなか機材が無い場合は、あるものを駆使して知ろうとしていくしかありません。自分はMRIのDICOMデータをstlファイルに変換して他科の先生にお願いして3DプリンタでABS樹脂の3Dモデルを作ってもらったりしましたが、臨床に即役立つ訳ではありません。 CAS(Computer Aided/Assisted Surgery)という分野で、主に整形領域で利用されているみたいです。日本で3Dプリンタで造形したリン酸カルシウム(かそれに組成のにた物質)の骨を使って、整形手術をするようになるのはいつになるでしょうか。 ちゃんとした知識を得る為には、先生のアドバイスと本が重要なんです。というか、時間的、空間的なアクセスで一番近いリソースを最大限使うのが、結局は効率が良く、授業や教科書を使えるところまで使うのがいいかな、、と思いました。 実習でお世話になった技師さんが、「 ...

国試向けに今やっている勉強について

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国試まで思うとあと3〜4ヶ月くらいしかなく、まずいなと思いつつ、他のことをやりながらダラダラやっています。。 真面目に「これをお前は勉強しなきゃダメなんだ」って義務感にすると、とたんに疲れてしまうので、遊びの要素を取り入れたり、情報を頭に入れる入口を色々考えています。 例えば、実習先の先輩がやっていたこととして、耳で聞く勉強があります。 「耳で聞いた情報は、目で見た情報より頭に残り易い」そうで、実際にそれを実践したところ、勉強がはかどったそうです。 そこで、昔もらった語呂合わせや全然読んでないプリントのたぐいを音読して、ボイスメモに残して隙間時間に聞くようにしました。 通学時間などに、教科書を開けない時などはこれを聞いていると、それだけでもある程度の勉強になることは分かりました。また、暗記知識を詰め込む時、語呂合わせや単語を覚える時にかなり使えます。 あとは、解剖学を重点的に復習しています。ある先輩技師が言っていたのは、「現場に出たら、解剖分からないと本当に苦労する」ということでした。 また、国試科目も、考える問題の場合は、解剖生理学の知識を身に付けると推測の精度が上がります。核医学や、治療、検査、画像問題等ですね。 こういった問題は、例えばアルブミンが毛細血管外へ出ない(くらい大きな粒子)で、膠質浸透圧に寄与することから、Tc-MAAの微粒子が肺の毛細血管を閉塞させることで、肺血流シンチにつながっているとか、 コロイド系がマクロファージに貪食されることから、スズコロイドが肝臓のクッパーだけでなく骨髄などにもとりこまれるとか、 Ca2+はリン酸カルシウムとして使われるか、筋肉代謝で使われるかで変わったり、(Ca2+が血液内で不足するとテタニーになる)また骨転移で、癌が骨内に出来ると、癌の代謝の為にCa2+やPO4が使われるとか、、それを利用して99mTc-HMDPという薬剤が骨シンチで使われるとか、 そういう感じで徐々につながっていくと思うのでした。 実際、基礎医学大要の国試の問題は30問近くあり、これを7割とると21点なので、他で楽が出来るし、その他の科目も出来るようになっていくと思います。 暗記分野は耳と手の両方で覚える。 あとは、辛いのに無理すると継続しない...

国試の対策が立てにくくなった??

今年の11月4日に日本放射線技師連盟主催の自由民主党議員懇話会の 資料 の中で、 放射線技師の業務拡大によりカリキュラムが一部変更になったり(造影剤の知識を習得するなど)、関連機器や画像などの保守管理などについて技師がもっとしっかり行うようにという話が挙がっていました。 これも重要ですが、学生側からすると、国家試験の委員が変わるということで、 今年から傾向がどうも変わる様です。 まだ具体的にどう変わるか発表はありませんが、かなり変わるのではないかと言う話を聞きました。。 もし劇的に変わるとしたら、かなり大変だな。。 <参考リンク> 自由民主党診療放射線技師制度に関する議員懇話会が設立(innavinet)

国家試験対策について傾向と対策①

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(2014/9/13追記) 国家試験の正答率を6割以上獲得すれば、国家資格としての診療放射線技師の免許は取得出来ます。 となれば、6割を確実に正答する為に、何が最もよく出題されるのか考える必要があります。 専門学校の放射線科に1年半通ってきましたが、とりあえず過去問をあてずっぽでも解いてみると、何となく勉強してきた知識を反復出来て良いと思います。 全部を全部100%理解する必要はありません。 6割でよいわけです。 ある程度の知識と推測能力があれば、放射線取扱い主任者1種の試験よりは簡単だと思います。 この前、関ジャニのメンバーが高卒認定の試験8科目(合格点は5割、マークシート形式)をたった2ヶ月の勉強で合格していましたが、先生もいて、3年という時間もあれば、何も分からない状況からでも、出来そうな気がしませんか? 私がまだ入りたての頃に、ここ2〜3年の過去問題を見ての傾向を並べてみました。 (番号の順番に問題が出題されています。) ・午前問題 ①化学物質の特性に関する問題(放射線物質の壊変についてなど) ②化学物質の標識方法 ③各種装置の使用方法 ④放射線装置の安全管理、JIS規格、保守取り扱い方法などについて ⑤各種装置の仕組み (放射線の特性をどう利用しているか、データをどう利用しているか) ・午後問題 ①生物の知識(ATPやDNAなど) ②人間の各器官に関する知識 ③各種病気に関する知識 ④国内治療の現状など医療業界の概要 ⑤放射線の人体への悪影響 ⑥画像処理数学(フーリエ変換やROC解析) ⑦撮影技術(身体構造を考慮して撮影出来るか?) ⑧放射線の測定について ⑨放射線従事者の心得・ICRP勧告・法律について だいたいこんな感じの内容になっていました。 これは、国家が国内の診療放射線技師に求めている素養やスキル、知識を含んでいると 思いますので、ここから逆算して勉強するのもよいのではないかと思います。 専門学校と大学のカリキュラムは違うと思いますが、専門学校で2年目になれば、核医学や放射線治療などの分野以外であれば、ほとんど手をつけてもいいようなものばかりなので、見てみましょう。 先取りして勉強する方法としては、全部を初めから理解しようとしないことです。理屈から考えることです...