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X線機械装置について

<X 線機械装置 > 1、分類 医用 X 線機械装置は主に X 線透視撮影台、 X 線撮影台、保持装置がある。 2、規格 性能と構造、動く部分、機械的安全に主に分けられる。特に重要な要素は、荷重限界 (100kg までの負荷質量なら、正常に動作し、 135kg までなら安全に支持することが出来る。 ) と力を加えた時にだけ動作するデッドマン制御であることである。 3, (1)    負荷質量:成人を対象の装置では少なくとも 100kg の負荷質量で正常に動作する。 (2)    動力駆動部による圧迫:患者に対する圧力は最大 70kPa 、力は 200N 以下に制限する。ただし、 X 線透視撮影台の圧迫筒の強さは 80N を越えない。 (3)    機械的強度:成人対象の装置は、少なくとも 135kg の体重を安全に支持する。 (4)    デッドマン形制御:力を加えた時にだけ動作する。患者に危害を与える恐れのある場所は慣性移動で患者さんに衝突しないようにする必要がある。 (5)    滑車とワイヤー: ( 教科書まんま ) 切断によって患者または操作者に危害を及ぼす可能性のある懸垂保持機構のワイヤーロープと滑車の直径との関係は次式を満足する。 D/d>=300 D/dr>=20 4、 X 線撮影台 X 線撮影台とは、立位または座位、臥位で患者さんの位置きめを行い、撮影を行うことが出来る装置のことである。目的とする部位や撮影法によって用いる撮影台が異なる。直接撮影台、間接撮影台、断層撮影台、 X 線 CT 撮影台、特殊撮影台がある。 5、保持装置 主に X 線管や X 線映像装置等を保持する装置のこと、天井から X 線管などをつり下げる天井式、床に固定された支柱を用いる床上式、天井・床上式、壁掛け式、ポータブルなどの台車式保持装置などに分類される。 ( 学校のは、多分天井・床上式 )

まだまだCADが日本で普及するのは先のようだ

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昨日第8回 次世代コンピュータ支援診断ソフトウェア臨床使用・評価プラットフォーム研究会 という会に途中参加してきました。 <何故参加したのか?業務の自動化が進みコンピュータにやらせる仕事が増えるのではないか?> 出典: panasonic 薬剤師さんが12分で処方箋から必要な薬剤をまとめ梱包している業務もどんどん自動化されているそうです。人がやるより機械にやらせた方が人件費を削減出来、会社としての売上げも上がる。今後どこでも人が出来ることを機械に代用させるようになるでしょう。 出典: flickr 撮影の方法がどんどん自動化されている中で、放射線技師が行う業務の幅も小さくなっていくのではないか? そう思い、ならば、実用化される前に先にCAD(コンピュータ支援診断)について触れておき、いつ導入され始めても大丈夫なようにしておこうと思って参加してみました。 <CADの仕組み> CAD(コンピュータ支援診断)自体は昔から研究されてきたテーマですが、コンピュータの処理能力が高まる中で、技術的にはいつ実用化されてもおかしくないと思います。 また、 CADといいますが、あくまでコンピュータに診断の補助、支援をしてもらっていて、実際に診断を行うのは人が行います。 出典: Wikipedia 今回の研究会では、脳動脈瘤や肺結節など比較的症例の多いものに焦点を絞っており、 3T MR装置で3D-TOF法によって撮像された頭部MRA画像や、MDCT装置で撮像された胸部CT画像などを用いて支援診断を行います。 CADのベースとなる技術は機械学習というものです。機械学習とはコンピュータがデータの中から役立つルールや判断基準を見つけ出すことです。 これを応用すると、例えば、あるしきい値をもとに、結節であるとか瘤であるといった確定診断が行い易い病変に対して、病変(TP)と間違い(FP)をコンピュータが判断してくれるので、人が読影や診断がやり易くなるのです。 <日本ではまだまだ"今迄通り"の方がコストが少なくて済むのかも知れない> 問題は、恐らくどう導入していくかでしょう。まず、自分達の病院で導入する為には、倫理委員会に通さなければいけない。それから実際に導...

人の心の問題に対してSPECT,MRIが有用かも知れない

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出典: logmi 「精神病を”会話”で診断するなんてもう古い!」 83,000個の脳をスキャンしてわかった、精神病の正体(logmi 2014/5/9) 脳神経外科のダニエル・アーメン医師は、1991年に初めて脳のSPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)イメージングのレクチャーをうけ、血流と活動を見ることが出来ることを知り、これまでに83000個もの脳をスキャンしてきたそうです。 これまで、精神疾患の治療には、人と対話する中で「症候群」を見つけようとする伝統的な手法が用いられてきました。 ところがSPECTイメージングで様々な患者の脳を調べてみると、「脳の障害こそが、ホームレス、薬物やアルコール依存、鬱病、パニック行動やADHD、そして自殺の主要な原因だ」ということが分かり、しかも「脳は回復可能」であると述べています。 自閉症、ADHDなどの一見するとその人の性格上の問題でありそうなことが、画像診断によって出来るようになるとしたら、それは素晴らしいことだと思います。こうした研究、ビッグデータの蓄積によって、今後、性格上の癖をパターン化し、それに対する対処を科学的に考えることが出来れば、これまで一対一のコミュニケーションで手探りでやってきたことがもっと簡単になるかも知れません。 また、SPECTのような侵襲的な検査方法を使わなくても、MRIを用いて検査を行うことも出来ます。 千葉県松戸市にあるクリニックでは、小児科・児童精神科を専門にされていて、MRIを用いた検査を行っています。心身障害医療を専門分野として長年取り組んでこられたそうです。 松戸クリニックHP 最近ではfMRIという脳の知覚刺激を血流動態から調べる手法もあり、今後MRIを用いた検査が行われるようになるようになるといいなと思います。 カリフォルニア大学バークレー校 ヘレン・ウィルズ神経科学研究所  ( Helen Wills Neuroscience Institute ) の 脳画像センター にある4T fMRIスキャナー( 出典: Wikipedia ) 何故、こんなことを言うかというと、自分自身も発達に問題があると言われた時期があり、両親がADHDの本を買っているの...

あと一年で技師になるにあたって考えたこと

来年のことについて、色々考えていたので、暇な人は良かったら読んでください。 ①1年後に私は放射線技師になります。 よく先生が、「直前になって焦って勉強しても意味ないぞ」と言っています。 では、もし今、技師になった時、何が出来るでしょうか?患者さんと一対一になって。 誰もいないところで、ポジショニングや、撮影条件の設定や、パルスシーケンスの設定など一人で出来るでしょうか?ペーシェントケア出来るでしょうか? 消化管の実習で感じた焦りを仕事になれば毎日夜遅くまで感じます。 そんな時に、「学校で勉強してなかったから、分かりません笑」とか、言わないようにしないといけません。。。 ②色んな道がある とはいえ、技師という仕事そのものにうまくマッチするか、そもそもなれるのかも分からない不安もあります。 全ての人が試験に合格する訳ではありません。 進級出来なかったら、国試に合格しなかったら、就職出来なかったら、、色んな不安があり、今年以上に来年は厳しい思いをするかも知れない。そう思います。 まず学校の先生に相談するのが一番早いです。 主に、卒業後は、大学、病院就職、企業就職、が考えられます。 大学に編入して、より専門的な分野を勉強したい時は、夏に試験があります。 病院就職は秋頃から見学、面接が始まるようです。企業就職はもう少し早いかも知れません。 病院実習は、有る意味いい学生の選別でもあるので、準備しっかりしようと思います。 私も色んな情報を聞きかじってたり、色んな人のつながりがあるので、知りたい人は聞いてください。 また、もし、技師以外の仕事もやってみたいと思うなら、今のうちから、考えた方が良いと思います。 世の中は、一つの会社、一つの仕事だけをやっている人ばかりでもなく、色んな人がいます。 以前スラムダンクの作者に、今からでも漫画家になれますか?と聞いたところ、なれない理由はありません、とTwitterでリプライがきました。 だからどうしただと思うのですが、要は、本当にやりたいことはいつ始めてもよいと思います。 ③技師周りのこと ここ最近診療報酬体系がかわり、病院での長期入院が難しくなりました。また、厚生労働省も患者を病院から地域へ移行させようとしています。 入院から退院まで2週間以内...

超音波の画像を司るパラメータ①:STC・ハーモニックイメージング・分解能

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超音波の画像を司るSTC,ハーモニックイメージング,分解能などについて紹介します。 STC:深部も浅部と同じ明るさ(輝度)になるように画像を描出。 超音波断層像の深度によってゲインを変える機能。 STC信号と超音波の反射信号を組み合わせて出力信号を生み出す。 ハーモニックイメージング:普通は送受信が同じ周波なのだが、受信側でより高い周波数成分の波も検出することで、映像化する。これにより、同一周波数の反射ノイズによる影響を受けず、SN信号中の有効信号成分と録音成分の比のよい高解像度の画像を得られる。 分解能 超音波の分解能には、空間分解能と濃度分解能がある。空間分解能の中に距離分解能と方位分解能に分類され、方位分解能はスライス方向とスライス厚方向分解能に分類される。 Δx=nλ/2    n:反射波の波数 λ:波長 <例題> 周波数3.5MHz 1パルスの中の波数:5 音速:1530m/s さて、この時の距離分解能は?(答え:1.1×10^-3 [m])

デジタルシステムにおける画像パラメータ

CR システムによる X 線画像形成において、感度と階調度を決定する S 値と G 値について検証し、デジタルシステムにおける画像のパラメータについて理解する。 原理及び理論 (1)X 線一般撮影の画像特性 画像特性における要素は 鮮鋭度 ( いかに細部まで再現出来るか ) 、粒状性 ( ざらつき具合 ) 、コントラスト である。これらの要素が上手く組み合わさり、目的とする部位の疾患や異常を発見することが出来れば、医療現場において診断に適した画像と言えるだろう。 (2) アナログと CR のシステムの違い では具体的にアナログと CR ではプロセスにどんな違いがあるのか? まず、アナログの場合は X 線照射 → 線減弱 → 増感紙による蛍光 →X 線フィルム内の黒化銀の露光 → 現像というプロセスで画像が形成される。 一方、デジタル(CR)の場合は X 線照射 → 線減弱 → 輝尽蛍光体による光量子吸収 ( 潜像状態 )→ 赤外線走査による輝尽反応を電気信号に置き換え、その信号値をデジタル画像化する、というプロセスを踏む。 両者のプロセスの中で違うことは二つある。 一つは、デジタルの場合の方がモトルとなる要素が多いこと。もう一つは、後から階調度と感度を編集することが出来るということである。 (3) 階調度と感度とは 階調度は、特性曲線の直線部分の傾きであり、感度は、露光量に対する濃度変化の度合いを示す。 従って、階調度を高くすると、直線部に対応する露光量範囲が狭くなり、コントラストが強くなり、直線部の階調度を反転させると、黒と白のコントラストが逆転する。 ※Image Jでも出来ます。 また、感度を高くすると、少ない露光量で高い濃度を得ることが出来、感度を低くすると、露光量が多くても低い濃度の画像(白っぽい画像)しか得られない。 (4) アナログシステム、 CR システムにおける G 値、 S 値について S 値の S とは感度 (Sensitivity) の略である。 あるフィルムシステム を利用して撮影した場合、比感度は 250 程度となる。これは、以前の増感紙 - レギュラーフィルムのシステムの比感度が 100 であったのと比べるとお...

グリッドの性能評価

先日グリッドの性能評価の実習を行いました。 グリッドの性能評価を行い、グリッドの特性を理解するとともに、グリッドの使用、選択について考察するというものです。 日本画像医療システム工業会の JIS Z4910:2000 ガイドを参照すると、散乱 X 線除去グリッドとは、 「 X 線受像面に入射する散乱 X 線を減少させ X 線のコントラストを改善させる目的で、 X 線受像面の前に置かれる、異なる X 線源弱特性を有する物質を規則正しく配列した器具」 と定義されます。 グリッドは X 線の吸収し易い物質と比較的 X 線吸収の少ない物質を交互に張り合わせることによって作られている。また、そのグリッドの方向によって、平行型、集束型などがあり、散乱 X 線を除去する方向を決めることが出来る。 グリッドの具体的な性能は、 X 線の透過率によって決まり、具体的には、 露出倍数 (B) 、選択度 ( Σ ) 、コントラスト改善度 (K) の3つの因子によって表される。これらの因子を X 線透過率の関係で表すと、以下の通りとなる。 露出倍数 (B) B=1/Tt 選択度 ( Σ ) Σ =Tp/Ts コントラスト改善度 (K) K=Tp/Tt (Tt: 全 X 線透過率 Ts: 散乱 X 線透過率  Tp: 一次 X 線透過率 ) 因みに今回使用したグリッドは三田屋 ANTI-SCATTER GRID (OVERALLSIZE:38.8×38.8cm グリッド密度 :34 グリッド比 :1:5,1:8,1:12 撮影距離: 130cm) JIS では蛍光線量計を用いて測定するが、本法ではフィルムを用いて測定する。 フィルム法によって測定するには、一次 X 線遮蔽用鉛を置き、グリッドの無い状態でステップ露光する。 鉛で遮蔽した部分と、それ以外の部分の濃度値をプロットし特性曲線を描く。次にグリッドを挿入し、同様にステップ露光を行い、特性曲線を得る。それで、グリッドの有無で濃度変化があるかどうかを調べる。 特性曲線は同一グラフ上にプロットし、直線部分の濃度 1.20 における相対撮影時間 (Q 値 ) を読み取り、以下に示す計算により、各透過率、及び散乱線含有率、一次線含有率を求める。...