最大許容負荷は"実効"焦点には比例しない。
模試の復習をしている時に、
X線管の陽極にかけられる最大許容負荷は実効焦点に比例する
という選択肢があり、これは正しいだろ、、と思っていたが、他の選択肢が正解だった。
よくよく吟味してみたら、実焦点:陽極ターゲットに熱電子が当たる表面積
実焦点面積が大きくなれば、単位面積辺りに発生する熱エネルギーは小さくなるので、許容負荷は大きくなる。
しかし、実焦点面積が大きい=実効焦点は小さくなるということだ。
実効焦点が小さい=半影が小さいが、陽極側と陰極側でターゲット物質を通過する距離の差が大きくなって、全体で使える線束の範囲が小さくなる。
ということにつながる。
ということは、
X線管の陽極にかけられる最大許容負荷は実効焦点に反比例する
というのが、正しいことになる。。
これは、やられた。。そして、いかに生半可な知識を身につけていたかを思い知らされる出来事だった。
X線管の陽極にかけられる最大許容負荷は実効焦点に比例する
という選択肢があり、これは正しいだろ、、と思っていたが、他の選択肢が正解だった。
出典:JIS Z 4704ガイド(筆者改変) |
よくよく吟味してみたら、実焦点:陽極ターゲットに熱電子が当たる表面積
実焦点面積が大きくなれば、単位面積辺りに発生する熱エネルギーは小さくなるので、許容負荷は大きくなる。
しかし、実焦点面積が大きい=実効焦点は小さくなるということだ。
実効焦点が小さい=半影が小さいが、陽極側と陰極側でターゲット物質を通過する距離の差が大きくなって、全体で使える線束の範囲が小さくなる。
ということにつながる。
ということは、
X線管の陽極にかけられる最大許容負荷は実効焦点に反比例する
というのが、正しいことになる。。
これは、やられた。。そして、いかに生半可な知識を身につけていたかを思い知らされる出来事だった。
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