三大栄養素ってなんだったっけ???
人間は、呼吸と食事によって身体に必要な物質を供給し生きているが、そのうち、食事の中で最も重要な栄養素はタンパク質・糖質・脂質の3つである(三大栄養素)
①タンパク質:アミノ酸のアミノ基(NH2)とカルボキシル基(COOH)がペプチド結合によって連なった高分子化合物。
(アミノ酸の種類)
②糖質:分子式Cn(H2O)n 固形の老廃物が少なく身体に最もやさしいエネルギーの一つ。
炭水化物と呼ばれるのは炭素(C)の水化物だから。現在は糖質と呼ぶのが正式。
糖質はグリコーゲンとして肝臓に貯蔵される。
(機能)
・身体の保護(キチン)・構築(グルコース)
・核の成分を担う。(デオキシリボース)
(糖質の種類)
③脂質:水に不溶で有機溶媒に溶け易い生体成分をひとまとめに総称。分子構造や機能・代謝様式は異なる。
油脂という場合、液体の油(植物・魚の不飽和脂肪酸)と固体の脂(動物性飽和脂肪酸)
に分かれるが、液体の脂質の方が身体にいいと言われているよ。
EPA:エイコサペンタエン酸
DHA:ドコサヘキサエン酸
(脂質の種類)
①タンパク質:アミノ酸のアミノ基(NH2)とカルボキシル基(COOH)がペプチド結合によって連なった高分子化合物。
(アミノ酸の種類)
- 2〜10個のアミノ酸:ペプチド
- 11〜100個のアミノ酸:ポリペプチド
- 100個以上のアミノ酸:タンパク質
必須アミノ酸:バリン・ロイシン・イソロイシン・トレオニン・リジン・
フェニルアラニン・トリプトファン・メチオニン
(合成方法)
タンパク質の機能はアミノ酸の順序により決定される。
体内では核のmRNAを受けてリボソーム内でtRNAがアミノ酸を運び一つのmRNAにtRNAが多数結合することで合成される。
そして、このtRNAの並び方はmRNAの塩基の並びによって決定される=核の遺伝子によって決定される。
②糖質:分子式Cn(H2O)n 固形の老廃物が少なく身体に最もやさしいエネルギーの一つ。
炭水化物と呼ばれるのは炭素(C)の水化物だから。現在は糖質と呼ぶのが正式。
糖質はグリコーゲンとして肝臓に貯蔵される。
(機能)
・身体の保護(キチン)・構築(グルコース)
・核の成分を担う。(デオキシリボース)
(糖質の種類)
- 単糖:三炭糖〜六炭糖
- オリゴ糖:単糖が2〜10個
- 多糖:単糖が11個以上
③脂質:水に不溶で有機溶媒に溶け易い生体成分をひとまとめに総称。分子構造や機能・代謝様式は異なる。
油脂という場合、液体の油(植物・魚の不飽和脂肪酸)と固体の脂(動物性飽和脂肪酸)
に分かれるが、液体の脂質の方が身体にいいと言われているよ。
EPA:エイコサペンタエン酸
DHA:ドコサヘキサエン酸
(脂質の種類)
- 単純脂質:脂肪酸とアルコールのエステル (トリグリセリド・コレステロールエステル)
- 複合脂質:細胞膜の生体膜成分。(リン脂質や糖脂質など)
- 誘導脂質:高級脂肪酸・脂溶性ビタミン・高級アルコール・高級炭化水素(カロチノイド)
必須脂肪酸:リノール酸・リノレン酸・アラキドン酸(分子内に二重結合を2個以上保有)※DHAやEPAも広義の必須脂肪酸!(体内で合成出来ないリノレン酸から作る為)
エネルギーのもとになるATP生成の流れ
①糖質・グリコーゲンがグルコースに合成され、脂質から分解されたグリセリンとともに
解糖系の代謝過程に入り、ピルビン酸とともにATPを生成する。
②クエン酸回路からHとCO2とともにATPを生成。タンパク質から分解された有機酸とβ酸化させた脂肪酸から合成されたアセチルCoAがもとになっている。この際に出たCO2は、呼吸によって体外へ排出される。
③クエン酸回路で生成されたHと呼吸によってとりこんだO2とによって電子伝達系の代謝過程でH2O(代謝水)とATPに分かれる。
エネルギーのもとになるATP生成の流れ
①糖質・グリコーゲンがグルコースに合成され、脂質から分解されたグリセリンとともに
解糖系の代謝過程に入り、ピルビン酸とともにATPを生成する。
②クエン酸回路からHとCO2とともにATPを生成。タンパク質から分解された有機酸とβ酸化させた脂肪酸から合成されたアセチルCoAがもとになっている。この際に出たCO2は、呼吸によって体外へ排出される。
③クエン酸回路で生成されたHと呼吸によってとりこんだO2とによって電子伝達系の代謝過程でH2O(代謝水)とATPに分かれる。
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