若い技師さんは医療情報とか画像解析とかのスキルを伸ばした方がいいのではないか?
タイトルが若干釣りになってしまっていますが、、個人的に考えていることなので、正しいかどうか、分からないけれど、出来れば苦手で戦いにくい分野で戦うのはやめて、自分の得意そうなところで戦った方がいいんじゃないかな、、と思うようになりました。
放射線技師の専門学校に通い始めてはや1年半がたちました。
主任者1種も合格したし、来年の就職に向けての布石は少しずつ打てていると
思いますが、だんだん話を聞いている限り、まだまだアナログなスキルが求められているのではないかと感じます。
それは、仕方ないことです。ある先生が、テニスを上手くなりたければ、沢山練習を重ねるしかない、ということを言っていました。しかし、テニスのような競技人口が多いスポーツは本当に上手いと言われる人達は数限られていて、それはしかも常連校が大抵独占しています。つまり、同じフィールドて戦おうとすると大変な訳です。
うちの高校ではディベート部がかつて全国優勝したことがあります。ディベート甲子園の恐らく黎明期で競合がまだ少なかった頃だと思います。あとは、同期でスキー部とか始めた奴がいて、創部2~3年で関東大会に出ていました。頭いいなって思います。
そう考えると、確かに技師としてポジショニングを完璧に修得して、「この患者さんならだいたい撮影条件これくらいだな」っていうのをそらで分かっている、というのが目標になってしまうんですけど、まともに戦ってもベテランの技師さんの方が圧倒的にスキルあるに決まっているので、それ以外の強みを考えないといけないなと思ったところ、医療情報とか画像解析とかを目指すべきではないかと思いました。
実際、ベテランの技師さんは長らくフィルムの時代を経験されてきたので、画像はそもそもアナログな要素で成り立っているんだ、ということを感じて知って欲しい、ワークステーションは便利だけどはじめからそれありきになってはいけないのだ、と言います。もちろんそうです。でも、現場では(特に大病院では)ワークステーションを駆使している技師さんがほとんどです。それは装置やモダリティのレバレッジを使ってフィルムでは到底出来ないような色んなことが出来るからです。
だから、アナログ知とデジタル知を上手く融合させていけばいいと思います。アナログな知識はベテランの技師さんに引っ張ってもらい、デジタル側は自分らが強みにするという戦略にして、お互いの分からないことを相互補完する関係が理想なのかなと。
ところで、JSRTの分科会でも、医療情報に関係する部会は比較的歴史の新しい分野であり(それでも平均年齢40代だと)、EHRの分野が今後成長分野だと思うと、そっちが正解かなと思う訳です。(EHRについてはこちら)
その観点で最近面白いなと思ったスライドなどを紹介します。
放射線技師の専門学校に通い始めてはや1年半がたちました。
主任者1種も合格したし、来年の就職に向けての布石は少しずつ打てていると
思いますが、だんだん話を聞いている限り、まだまだアナログなスキルが求められているのではないかと感じます。
それは、仕方ないことです。ある先生が、テニスを上手くなりたければ、沢山練習を重ねるしかない、ということを言っていました。しかし、テニスのような競技人口が多いスポーツは本当に上手いと言われる人達は数限られていて、それはしかも常連校が大抵独占しています。つまり、同じフィールドて戦おうとすると大変な訳です。
うちの高校ではディベート部がかつて全国優勝したことがあります。ディベート甲子園の恐らく黎明期で競合がまだ少なかった頃だと思います。あとは、同期でスキー部とか始めた奴がいて、創部2~3年で関東大会に出ていました。頭いいなって思います。
そう考えると、確かに技師としてポジショニングを完璧に修得して、「この患者さんならだいたい撮影条件これくらいだな」っていうのをそらで分かっている、というのが目標になってしまうんですけど、まともに戦ってもベテランの技師さんの方が圧倒的にスキルあるに決まっているので、それ以外の強みを考えないといけないなと思ったところ、医療情報とか画像解析とかを目指すべきではないかと思いました。
実際、ベテランの技師さんは長らくフィルムの時代を経験されてきたので、画像はそもそもアナログな要素で成り立っているんだ、ということを感じて知って欲しい、ワークステーションは便利だけどはじめからそれありきになってはいけないのだ、と言います。もちろんそうです。でも、現場では(特に大病院では)ワークステーションを駆使している技師さんがほとんどです。それは装置やモダリティのレバレッジを使ってフィルムでは到底出来ないような色んなことが出来るからです。
だから、アナログ知とデジタル知を上手く融合させていけばいいと思います。アナログな知識はベテランの技師さんに引っ張ってもらい、デジタル側は自分らが強みにするという戦略にして、お互いの分からないことを相互補完する関係が理想なのかなと。
ところで、JSRTの分科会でも、医療情報に関係する部会は比較的歴史の新しい分野であり(それでも平均年齢40代だと)、EHRの分野が今後成長分野だと思うと、そっちが正解かなと思う訳です。(EHRについてはこちら)
その観点で最近面白いなと思ったスライドなどを紹介します。
ビッグデータを用いた医療機器ビジネスの課題解決 from Marie Uno
株式会社LPixel:ライフサイエンス分野の画像解析を行っている会社。MRI画像やSPECT画像の分析等も行っている?
株式会社Lisit:阪大大学院を卒業された方が起業して事業展開している会社。医療イメージングに特化して、企画、設計、販売、輸出入、解析受託などを行っている会社。
株式会社LPixel:ライフサイエンス分野の画像解析を行っている会社。MRI画像やSPECT画像の分析等も行っている?
株式会社Lisit:阪大大学院を卒業された方が起業して事業展開している会社。医療イメージングに特化して、企画、設計、販売、輸出入、解析受託などを行っている会社。
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